お待たせいたしました!すでに練習生としてキャンプにも参加していたムアントン・ユナイテッドのFWティーラシン・デーンダーの獲得が正式に発表されました。ようこそ清水へ!
ティーラシン デーンダー選手(ムアントン・ユナイテッドFC) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/44393/
このたび、ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)のティーラシン デーンダー選手が、完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。
ティーラシン デーンダー(Teerasil Dangda) FW 23
【出身地】
タイ【生年月日】
1988年6月6日【身長/体重】
182cm/76kg【利き足】
右【選手歴】
ロイヤル・タイ・エアフォース(タイ) - ラパチャFC(タイ) - ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)
- マンチェスター・シティFC(イングランド) - グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ(スイス)
- ラパチャFC(タイ) - ムアントン・ユナイテッドFC(タイ) - UDアルメリア(スペイン)
- ムアントン・ユナイテッドFC(タイ) - サンフレッチェ広島 - ムアントン・ユナイテッドFC(タイ)【代表歴】
U-23タイ代表、タイ代表(106試合/47得点)【2019成績】
タイ1部リーグ(20試合/6得点)【通算成績】
タイ1部リーグ(247試合/117得点)、スペイン1部リーグ(6試合/0得点)、J1リーグ(32試合/6得点)【コメント】
『サワディカップ(こんにちは)。ムアントン・ユナイテッドFCから移籍してきましたティーラシン デーンダーです。今シーズンから清水エスパルスの一員になれて嬉しく思います。静岡は富士山が目の前にあり、感動しました。2018年にエスパルスと対戦した時に、とてもサポーターが熱いチームだと思いました。チームのために頑張りますので、熱い応援よろしくお願いします!』
ティーラシン獲得の噂は昨年末からあり、一度は頓挫していた模様です。
しかし、FWドウグラスのヴィッセル神戸移籍が決まり、前線の強力な選手が欲しい清水と、財政難と言われて主力選手を放出しないといけないムアントンの思惑が一致。
移籍金を上乗せして改めてオファーをし、買い取りによる完全移籍が合意に至ったとも言われています。また、契約期間は2年間とも。
そして背番号はサポーターが噂をしていた10番ではなく、清水での出世番号である23番に。
このことについては、大熊清GMがムアントン・ユナイテッド撮影のビデオの中で「清水での伝統ある背番号、彼にふさわしい、経験と期待値を踏まえて選んだ」とコメントをしています。
御存知の通りティーラシンは2018シーズンにサンフレッチェ広島でプレーし、初めてのシーズンからリーグ戦では32試合で6ゴールという結果を残しています。Jリーグでタイ人初のゴールを決めたのもティーラシンでした。
また、タイはJリーグの中では提携国の位置づけであり、規定上提携国からの選手は外国人枠にとらわれることなく、日本人と同じように試合に出場可能です。これは大きいですね。
プレースタイルとしては自分でもいけるし、周りも使える。パス、ドリブル、シュートといったプレーを高いレベルで出すことができる。利き足は右だけれど左もそこそこ使える。スピードもある…といったところでしょうか。
まさに万能型。おそらくFWドウグラスが抜けたセンターフォワードの位置でのプレーとなると思いますが、周りとの連携を深めて、試合で活躍してほしいと思います!