7日に日本代表とU21日本代表の監督を兼任する森保一監督から両代表のメンバーが発表され、日本代表にはFW北川航也が、U21代表にはDF立田悠悟がそれぞれ選出されました。
まず日本代表は航也が10月の代表戦に続いて招集。前回は川崎フロンターレのFW小林悠の負傷辞退による追加招集でしたが、今回は堂々のストレートインです。
なお小林は先週末の柏レイソル戦で眼窩底骨折を負っており、いずれにしても今回の招集は難しい状態でした。
とはいえ、1度ならお試しということもあるかもしれませんが、連続で選出されているところをみると、代表に値する選手であることが証明された形に。
10月の代表戦後に臨んだサンフレッチェ広島戦では堂々の1ゴール1アシストと結果を残しており、その点も評価されたのだと思います。
11月はベネズエラ代表(大分)およびキルギス代表(豊田)と対戦し、代表は今年の活動を終えますが、年明けすぐの1月にはAFCアジアカップが開催されますので、この2試合及び残りのリーグ戦3試合はアジアカップ代表入りへの試金石になります。
なんとか残りの5試合で結果を残し、できれば代表でもゴールを決め、アジアカップの代表の座を射止めてほしいと思います。
なお、選出が期待されていたGK六反勇治やDF松原后は今回も選出されませんでした。
六反のポジションのゴールキーパーは代表で主力のガンバ大阪GK東口順昭が右膝を痛めており今回は欠場するかと思われていましたが、まさかの東口選出。うーん…。
また、同様に左サイドバックの主力であるガラタサライDF長友佑都が肺気胸で欠場が決定的だったため、そのかわりに誰が入るのか注目されていましたが、残念ながら后は今回お呼びがかかりませんでした。
代わりに選出されたのは横浜F・マリノスの山中亮輔。柏レイソル時代にリオ・オリンピックの予選にも選出されていましたが、その後移籍した横浜でも主力として活躍し、特に今シーズン評価を上げてきていた選手です。
残念ではありますが山中の選出には納得。后には同じ左利きの左サイドバックである山中を超える何かを掴んで代表争いに割って入ってもらいたいですね。
一方のU21代表に選出された悠悟。既に選ばれて当然のようにも思いますが、今回このチームには先日までAFC U19選手権を戦ってきたU19代表経験者が多く合流しています。
下の世代からの押し上げは今後止まることなく続きます。夢である東京オリンピック出場、そしてA代表選出に向けてポジション争いを制することができるように、引き続き頑張ってもらいたいと思います!