2018シーズンで契約満了により退団が発表されていたGK植草裕樹ですが、現役引退と清水のスタッフ就任(スカウト職)が発表されました。
植草 裕樹選手 現役引退およびクラブスタッフ就任のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41768/
植草裕樹選手が、2018シーズン限りで現役を引退することとなりました。また、2019シーズンより、クラブスタッフ(スカウト担当)に就任することが決定しましたので、併せてお知らせいたします。
植草 裕樹 (Yuki UEKUSA) GK 43
【 出 身 地 】 千葉県市原市
【 生年月日 】 1982年7月2日
【身長/体重】 186cm/80kg
【 選 手 歴 】
菊間FC(市原市立菊間小) - 市原市立菊間中 - 船橋市立船橋高 - 早稲田大
- 川崎フロンターレ(2005) - モンテディオ山形(2009※期限付き移籍、2011※完全移籍)
- ヴィッセル神戸(2012) - V・ファーレン長崎(2014.8月※期限付き移籍、2015※完全移籍)
- 清水エスパルス(2016.7月)【 2018成績 】
J1リーグ(0試合/0得点)、リーグカップ(0試合/0得点)、天皇杯(0試合/0得点)【 通算成績 】
J1リーグ(18試合/0得点)、J2リーグ(38試合/0得点)、リーグカップ(17試合/0得点)、
天皇杯(11試合/0得点)【コ メ ン ト】
『2018シーズンをもって引退することにしました。大学を卒業してから、川崎フロンターレ、モンテディオ山形、ヴィッセル神戸、V・ファーレン長崎、清水エスパルスでプレー出来て、とても楽しいサッカー人生でした。これまで自分に関わってくれた選手、スタッフ、サポーター、クラブ関係者の皆さん、本当にお世話になりました。ありがとうございました。そしてどんな時も応援してくれた父と母。サッカーを始めるキッカケを作ってくれた兄。大変な時でも一緒に歩んでくれた妻。いつも笑顔にさせてくれた子供達。本当にありがとう。父に言われた、我以外皆が師を忘れずに、これからも努力を怠らず自分らしく頑張りたいと思います。14年間本当にありがとうございました。
今後は、引き続きエスパルスでお世話になります。去年の夏過ぎに久米GMから、「引退してスカウトやれよ。俺は人の見る目がある。植草は大丈夫だ」と言ってもらえました。久米さんの期待に応えられる様に、そして清水エスパルスがこれからもっと発展して行くために微力ですが、精一杯頑張りたいと思います。今後ともよろしくお願いします』
ウエクの清水時代の活躍は契約満了時の記事にて。→ https://spulse.info/player/10573.html
その時のリリースでは退団のコメントがなく「あれ?」とは思いましたが、もしかするとその時からすでに引退と清水のスタッフ就任の話が進んでいたのかもしれません。
引退のきっかけは昨年11月に亡くなった久米一正GMの一言の模様。
「引退してスカウトやれよ。俺は人の見る目がある。植草は大丈夫だ」
久米さんほどの人にこのようなことを言われては、もし現役を続けるつもりだったとしても心が揺らぐでしょうね。そしてその言葉の通り、新しいチャレンジを決断したウエク。これからのチームを強化する重要な役割を担います。引き続き清水で張ってもらいたいと思います!
そしてもうひとり。MF兵働昭弘も引き続き清水で仕事をするということになりました。
兵働 昭弘選手 クラブスタッフ就任のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41769/
このたび、2018シーズン限りで現役を引退した兵働昭弘選手が、2019シーズンよりクラブスタッフ(スカウト担当)に就任することが決定しましたので、お知らせいたします。
兵働 昭弘 (Akihiro HYODO)
【 出 身 地 】 千葉県白井市
【 生年月日 】 1982年5月12日
【 選 手 歴 】
七次台FC (白井市立七次台小)
- 七次台中 - 八千代高校 - 筑波大学
- 清水エスパルス(2005) - 柏レイソル(2011)
- ジェフユナイテッド千葉(2012※2012期限付き移籍、※2013完全移籍)
- 大分トリニータ(2015) - 水戸ホーリーホック(2016) - ヴァンフォーレ甲府(2017)
- 清水エスパルス(2018)【 2018成績 】
J1リーグ(5試合/0得点)、リーグカップ(5試合/0得点)、天皇杯(1試合/0得点)【 通算成績 】
J1リーグ(196試合/17得点)、J2リーグ(180試合/15得点)、リーグカップ(42試合/2得点)、
天皇杯(28試合/5得点)【コ メ ン ト】
『引退して、すぐに新しいチャレンジの場を与えていただき感謝しています。早く新しい仕事に慣れ、日々勉強し、選手時代とは違った形で、チームの強化、クラブの発展に貢献していきたいと思います』
昨シーズン、清水に復帰したときから兵働のクラブスタッフ入りは既定路線とも言われてきましたからね。
人望が厚く、サッカー界に顔が広い兵働。個人的にはいきなり久米さんのあとのGMになってもいいくらいのポテンシャルがあると思っていましたが、さすがにそういうわけにはいかず、まずはスカウトとしてチームの強化にあたることになります。
久米さんの「サッカーDNA」を引き継ぐ一人でしょうから、きっといい仕事をしてくれるでしょう。期待しています!
それにしても久米さんの「俺がいなくても同じように仕事ができるようにしてある」という遺言は、大榎克己GM補佐のGM昇格を始め、こういうことだったのかもしれませんね。