契約期間が夏までと言われていたFWミッチェル・デュークが清水との契約を延長したと報じられています。しかも複数年契約!
清水、元豪代表デュークが契約延長「結果残したい」(日刊スポーツ)
https://www.nikkansports.com/soccer/news/1843646.html
清水エスパルスは20日、元オーストラリア代表FWミッチェル・デューク(26)との契約を延長した。今夏までの契約だったが、クラブ関係者によると複数年で再契約を結んだという。デュークは「このチームが好きだし自分のファミリーの一部だと思っている」と清水への思いを明かした。
オーストラリアの国内リーグから、15年に清水に加入した。昨年は4月に左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の大けがを負い、7試合1得点に終わったが、今季はリーグ戦12試合に出場し1得点を挙げている。MF白崎凌兵(24)の負傷離脱により、前節アウェーC大阪戦(17日・1-1)では左MFで起用されるなど、プレーの幅を広げている。常に全力でプレーし、攻守でチームに貢献している。「(得点を)決めきれるようにしたい。アシストやゴールなど結果を残したい」と話した。
一体どうなることかと思いましたが、契約延長というニュースにホッとしております。
そもそも選手の契約内容というのは期間にしろ金額にしろ、なかなか表には出ません。しかし、デュークの件は自らが母国オーストラリアのメディアの取材に半年契約と明かしたことからその内容が知れ渡りました。
その半年契約も自分から言いだしたのか、クラブからそう言われたのかは不明です。おそらく昨年は大きな怪我がありましたし、決して大きな結果は残していませんでしたから、クラブ側からだと思いますが…。
しかし、怪我から復帰した今シーズンはシーズン開幕前に怪我で出遅れたものの出場機会を得てからは持ち前のハードワークでチームに貢献。結果がなかなか出ないチームの中で気を吐いている選手の一人として注目され、クラブやサポーターからも信頼される選手に変貌しました。
そしてそのプレーぶり、またMF白崎凌兵が怪我で3ヶ月離脱というクラブの事情もあり、契約延長という運びになりました。
何より嬉しいのは「自分のファミリーの一部だと思っている」というデュークのコメント。
デュークのSNSを見るとわかりますが、彼は本当に家族を大事にしていますよね。奥さんやお子さんだけではなくお父さん・お母さん・兄弟も。
その大事にしている家族同様、エスパルスのチームメイトやサポーターのことも大事に思ってくれているのでしょう。これはますます、われわれもデュークを応援しないといけませんね!
契約問題もスッキリしたことで、これからのシーズンますますデュークに期待したいと思います。
正直、個人的には来年のFIFAワールドカップロシアにオーストラリア代表として出場してもらいたいと思います。それくらいの力はあるでしょう。本人にもそれをモチベーションにして貰いたいです。
まあ、あまり頑張りすぎて8/31の日本代表戦にデューク招集なんてことになったらどっちを応援していいかわからなくなりますが。
ちなみに、なかなか日本のサッカーに馴染めていない?様子のDFレアンドロ・フレイレとデュークは同じ日本のマネージメント事務所(イーマ)の所属です。(さらにDF二見宏志も)
デュークも多くの人から完全な信頼を勝ち取るまでに長くかかってしまいましたが、粘り強く、ひたむきにやった結果が今のポジションです。
フレイレも粘り強く日本のサッカーに慣れるようにひたむきにJリーグの先輩であるデュークと頑張ってもらいたいですね。