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さようなら史上最高の助っ人…FWドウグラスがヴィッセル神戸へ完全移籍 「これまでの1年半、心からありがとうございました」

昨年末から報道されていましたが…本日、FWドウグラスヴィッセル神戸に完全移籍することが発表されました。

 
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ドウグラス選手 ヴィッセル神戸へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/44255/

このたび、ドウグラス選手が、ヴィッセル神戸へ完全移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。

ドウグラス (Dyanfres Douglas Chagas Matos) FW 49

【出身地】
ブラジル

【生年月日】
1987年12月30日

【身長/体重】
184cm/80kg

【選手歴】
モト・クルブ(ブラジル)  - マドゥレイラ(ブラジル) - トンベンセ(ブラジル) - フィゲイレンセ(ブラジル)
- 徳島ヴォルティス - 京都サンガ - サンフレッチェ広島 - アル・アイン(UAE)
- アランヤスポル(トルコ) - 清水エスパルス(2018.7月)

【2019成績】
J1リーグ(30試合/14得点)、リーグカップ(2試合/1得点)、天皇杯(4試合/0得点)

【通算成績】
ブラジル2部(8試合/1得点)、UAEリーグ(30試合/19得点)、トルコ1部リーグ(14試合/5得点)、
J1リーグ(91試合/46得点)、J2リーグ(109試合/29得点)、リーグカップ(7試合/3得点)、天皇杯(12試合/4得点)

【コメント】
『1年半、清水エスパルスでプレーする機会を与えてくれたクラブ関係者に、本当に感謝しています。そしてサポーターの皆さん、素晴らしい応援をいただき、心から感謝しています。素晴らしい瞬間がたくさんありましたが、これからは違う道に進んで、新しいチャレンジをしたいと思います。これまでの1年半、心からありがとうございました』

ドウグラスは2018シーズンの夏に清水に加入。移籍までは「練習生」として清水の練習に参加していたため、デビュー後はすんなりと試合でもチームに溶け込み、デビュー戦となったアウェイ・ガンバ大阪戦で途中出場ながらゴールをマーク。

その後は先発に定着し、リーグ戦で15試合11ゴールと大活躍。高さ、強さ、速さを高いレベルで兼ね備え、脚でも頭でも正確にゴールを射抜くことができる、自分でも行けるし周りも活かせる選手。

ここ数年、J2降格や下位に低迷してしていた清水にとって8位となったこのシーズンは、ドウグラスの活躍抜きには語れず、早くも「史上最高の助っ人」と呼ばれていました。

また、常にチームやチームメイトのことを考える。そんなドウグラスのおかげもあって、昨シーズンコンビを組んでいたFW北川航也も飛躍。日本代表に選出されるまでに登り詰めました。

 

ドウグラスと航也のコンビで期待がかかった2019シーズンですが、開幕前には不整脈が発覚し、離脱することに。また、中国甲級リーグ(2部)の長春亜泰からの高額オファーが届く緊急事態もありましたが清水に残留。

開幕時にはそれら影響もあり(他にも色々ありましたが)、チームは開幕ダッシュに失敗。チーム状況が悪い中、ドウグラスは第5節のホーム・湘南ベルマーレ戦に途中出場をして復帰を果たしますが、トップフォームには程遠い状態でした。

5月に入るとアウェイ・鹿島アントラーズ戦で初先発。ルヴァンカップのアウェイ・ガンバ大阪戦ではフリーキックからシーズン初ゴールを決め、エンジンが掛かりだします。

チームはその後も調子が上がらずヤン・ヨンソン監督から篠田善之コーチに監督を交代しましたが、篠田監督就任直後のアウェイ・大分トリニータ戦でPKを決めると、そこから7試合連続ゴールと大復活。チームも上昇気流に。

 

一方、昨シーズンコンビを組んでいた航也のポジションが試合中のフォメーション変更でワイドの位置で起用されることが多くなったり、その航也自身が夏にオーストリアのラピド・ウイーンに移籍すると、最前線で奮闘するドウグラスへの依存がますます高まりました。

相手チームがドウグラス対策を講じてきたり、そもそもドウグラスにボールが渡らないとチームとして何もできなかったり。また、秋以降は体調不良もあったようで、ドウグラスの成績がチームの成績にも直結していました。

終盤勝てない時期が続き、いよいよ残留がかかった最終節となりますが、ここでチームは今まで以上に泥臭くアグレッシブに戦います。そして、残留に導く決勝ゴールを決めたのはドウグラスでした。


振り返ってみると、少なくとも2019シーズンは完全にドウグラスに依存していたシーズン。それだけに、ドウグラスの移籍はチームにとっては大きな痛手であることは言うまでもありません。

しかし、エスパルスは2020シーズン、新監督、新社長含めたフロント・現場の新体制、リブランディングによる新エンブレムなど大きく変わろうとしています。

特に今までのカウンターサッカーからピーター・クラモフスキー新監督が目指すであろうポゼッションを高めたサッカーへの転換をスムーズに進めるにはドウグラス依存からの脱却は不可欠で、移籍はやむを得ないと考えるしかありません。

 

ドウグラスの在籍期間は1年半と長くはありませんでしたが、強烈な印象と何よりも結果を残してくれた、まさに史上最高の助っ人だったと思います。

最後は残留弾とおそらく高額となるであろう移籍違約金をエスパルスに置き土産として退団していくドウグラス。

残念ではありますが、今までの活躍に心から感謝。そして神戸でまずは健康に気をつけて、清水戦以外で活躍してもらいたいと思います。ありがドウグラス!

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