連日の新外国籍選手補強！スイス1部リーグのFCチューリッヒを契約満了で退団していたコソボ代表MFベンジャミン・コロリ(Benjamin Kololli)を完全移籍で獲得しました。ようこそ清水へ！
契約期間は2年半と言われています。チューリッヒとの契約は満了しており、獲得には違約金(移籍金)はかかりません。
ベンジャミン コロリ選手(FCチューリッヒ) 完全移籍にて加入内定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/47598
このたび、FCチューリッヒ(スイス)のベンジャミン コロリ選手が完全移籍にて加入することが内定しましたので、お知らせいたします。なお、今後メディカルチェックを経て、正式契約となります。
また、ベンジャミン選手は本日(7/23)に入国を予定しており、その後Ｊリーグが⼀括管理する14⽇間の待機期間（Jリーグバブル）を経てチームへ合流します。
ベンジャミン コロリ （Benjamin Kololli） MF 32
【 出身地 】
スイス【 生年月日 】
1992年5月15日【身長／体重】
184cm／82kg【利き足】
右【 選手歴 】
FCモンテー(2009/スイス)
－ FCシオンU21(2011/スイス)
－ FCシオン(2013/スイス)
－ FCル・モン(2014※期限付き/スイス)
－ FCビール・ビエンヌ(2015/スイス)
－ BSCヤング・ボーイズ(2016※期限付き/スイス)
－ FCローザンヌ・スポルト(2016/スイス)
－ FCチューリッヒ(2018/スイス)【代表歴】
コソボ代表(23試合/4得点)【2020/21成績】
スイス1部リーグ(21試合／6得点)、スイスFAカップ(1試合／0得点)、20/21 UEFAネーションズリーグ(3試合／1得点)【通算成績】
スイス1部リーグ(150試合／42得点) ※リーグ戦のみ【コメント】
『この美しいオレンジ色のユニフォームを着て、スタジアムのファンに会い、このチームでプレーできることにとても興奮しています。また、日本に来られることを嬉しく思っています。私は日本の文化や食べ物に興味を持っていましたので、とても楽しみにしています』
コロリ自身はスイス生まれですが、両親がコソボ出身のため、コソボ代表でプレーしているとのこと。
シオン、ローザンヌなどスイス1部リーグのチームを渡り歩き、2018シーズンからはチューリッヒでプレー。レギュラークラスでプレーしていましたが、昨シーズンは肉離れのため3ヶ月程度欠場しており、リーグ戦は21試合の出場に留まっていました。それでも6ゴールを決めています。
スイスと言えば、FWカルリーニョス・ジュニオもスイス1部のルガーノからの移籍でした。清水はスイスにコネクションがあるんでしょうか？
ポジションは左サイドハーフが主戦場ですが、右サイドでもプレー可能とのこと。また、サイドバックや前線でもプレーできるようですので、チームが求めるポリバレントな選手と言えると思います。
身長184センチと高さもあり、写真を見てもかなりガッシリとした体型であることがわかります。
プレー映像を見ると、サイドからゴール前に侵入してゴールを狙う姿勢、周りも使ってチャンスメイクするシーンなどが印象的。PKやFKといったセットプレーも担当しています。セットプレーを見ると利き足は右のようですが、左でもかなり正確なキックが蹴れるようです。
コソボ代表には2016シーズンからコンスタントに招集され、ここまで23試合4ゴール。
コソボというとあまり馴染みのない国ですが、セルビア共和国の自治州から独立した国家。独立を承認していない国もありますが、日本はコソボの独立を承認しています。また、サッカーとしては2016年にFIFAへの加盟が認められたため、コソボ代表はまだ若い代表チームです。
ちなみにコソボからのJリーガーは初かと思ったら、サンフレッチェ広島にいたFWべサルト・ベリーシャがすでにいました。2018シーズンの清水戦にも出ていました。
前日に加入が発表されたMFホナウド同様に7/23に来日し、2週間の隔離後にチーム合流予定。
この二人の加入で中盤が強化され、チームがどれだけ改善されるかとても楽しみです。