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清水をヒヤリとさせた?徳島MF岸本武流を完全移籍で獲得 「歴史ある清水エスパルスというクラブで名を残せるように全力で頑張りたい」

清水と終盤まで激しく残留争いを繰り広げた徳島ヴォルティスから、MF岸本武流(きしもと・たける)選手が完全移籍で加入することが発表されました。ようこそ清水へ!

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岸本 武流選手(徳島ヴォルティス)  完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/48702

このたび、徳島ヴォルティスの岸本武流選手が、完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。

岸本 武流 (Takeru KISHIMOTO) MF

【 出身地 】
奈良県

【 生年月日 】
1997年7月16日

【身長/体重】
174cm/66kg

【選手歴】
桜FC
- セレッソ大阪U-18
- セレッソ大阪(2016)
- 水戸ホーリーホック(2018※育成型期限付き)
- 徳島ヴォルティス(2019※育成型期限付き/2019.8月完全)

【代表・選抜歴】
U-17・18・19日本代表

【2021成績】
J1リーグ(36試合/5得点)、リーグカップ(2試合/0得点)、天皇杯(2試合/0得点)

【通算成績】
J1リーグ(36試合/5得点)、J2リーグ(113試合/9得点)、J3リーグ(44試合/15得点)、リーグカップ(5試合/0得点)、天皇杯(6試合/0得点)

【コメント】
『このたび、徳島ヴォルティスより完全移籍で清水エスパルスに加入することになりました岸本武流です。歴史ある清水エスパルスというクラブで名を残せるように全力で頑張りたいと思います。エスパルスサポーターの皆さんがつくり出すあの雰囲気の中で、プレーできることを楽しみにしています。応援よろしくお願いします!』

岸本は登録はMFですが、徳島移籍時はFW登録。そこからサイドハーフ、ウイングバック、サイドバックへとコンバートされて、今シーズンは右サイドバックのレギュラーとして定着。リーグ戦は出場停止の2試合を除き、出場可能な全36試合に出場しています。

もともとFWだったこともあり得点感覚に優れ、今シーズンのリーグ戦では5ゴールを決め、徳島の得点ランクの中では3位。

特に、第37節湘南ベルマーレとの大一番でゴールにねじ込んだ執念のゴール。このゴールで清水は最終節まで残留決定が持ち越しとなりました。

そして最終節サンフレッチェ広島戦で決めた見事なロングシュート。結果としては広島に敗れましたが、岸本には最後までヒヤリとさせられました。

清水はチーム内得点王のFWチアゴ・サンタナに続く選手が2ゴールですから…得点源としても大きな補強かと思います。

また、興味深いのがドリブル成功率がJ1でリーグ2位とのデータ。ドリブルで最後方からどんどん仕掛けに来るプレーは今から楽しみです。(1位が鈴木唯人というのは誇らしいですね)

現状、おそらく契約満了となるであろうDFエウシーニョの代わりとしての右サイドバックの補強かと思いますが、前述のとおり様々なポジションでプレーできるのが強み。平岡宏章監督の柔軟な采配でどのような活躍を見せてくれるのか楽しみです。

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