Jリーグから発表された8月のJ1月間ベストゴールに8/10に行われたホーム・セレッソ大阪戦でのFW北川航也の逆転決勝ノールックヒールシュートによるゴールが選出されました!おめでとう!
昨シーズンはJ2でFW鄭大世が3度、月間ベストゴールに選出されましたが、J1で清水からの受賞ははじめてです。
Jリーグ最優秀ゴール賞 | 2017年 8月 月間ベストゴール(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/stats/2017/bestgoal/j1_2017_08.html
Jリーグ選考委員会による総評
●ひらめきと意外性が生んだ、稀にみるテクニカルなゴール
清水エスパルス 北川 航也選手が放った、ひらめきと意外性、そしてアイデアにとんだこの試合2点目のゴールが高い評価を受けて8月のベストゴールに輝いた。マイナスにきたクロスを、ゴールに背を向けたままダイレクトにインサイドで強く蹴りこむという高度なテクニックを披露。トラップではなくトリッキーなシュートを選択するという、相手DF、GKの意表を突いたアイデアで観る者を魅了した。
ひらめき、意外性、アイデア、テクニックに加え、首位を争うセレッソ大阪に対し2点のビハインドをひっくり返した重要なゴールということが高い評価を受けて文句なしの選出となった。
北川 航也選手 コメント
素晴らしい得点がたくさんあった中で、自分の得点を選んで頂いてうれしく思います。この試合にどうしても勝ちたい、自分がチームを何とかしたいという気持ちが、あのシュートへの反応につながったのではないかと思っています。どのような状況でも貪欲にゴールに向かっていく姿勢を大切に、つねに感謝の気持ちを持って、こらからも取り組んでいきます。ありがとうございました。
この試合は0-2で先行を許す厳しい展開も、後半に猛攻を仕掛け、ついに3-2と試合をひっくり返して大逆転勝利をおさめました。
その3点目となったのがこの航也のゴール。
左サイドのDF松原后のクロスをゴールを背にしながら左足内側のかかとで角度を変え、ゴールに流し込みました。
本人は試合後に「ゴールの位置は分かっていたのであとは感覚で撃った」とのコメントを残しています。
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航也は今シーズン、少ない出番ながらもこのC大阪戦でシーズン初ゴールを含む2ゴールを決め、先日のアウェイ・ヴァンフォーレ甲府戦でも途中出場からFWミッチェル・デュークのノールックヒールパスに反応して決勝ゴールを決めるなど、ここまでシーズン3得点。チームに怪我人が続出する中、貴重なゴールを見せる活躍を見せています。
当初は出場しても前線でボールを待つだけで、他のフォワードに比べても前線からの守備に消極的なプレーが目立ち、サポーターからも疑問の声があったのは確か。
しかし、C大阪戦以降は守備にも走るようになり、また違った一面を見せてくれています。
ユース時代から得点能力の高さは折り紙付きでしたが、ここに来てオフ・ザ・ボールの動きも高まっており、そのようなプレーが今後も見られれば本格的にJ1でも活躍できるFWになるのではないでしょうか。
このゴールで一気にJリーグの他のクラブのサポーターにも名前を売った航也。これからも清水の次世代エースを狙っていいプレーとゴールを量産してもらいたいと思います!