12/20の静岡新聞朝刊でサンフレッチェ広島のMF野津田岳人(今シーズンはアルビレックス新潟に期限付き移籍)が来シーズン、清水に加入濃厚であることが報じられています。
なかなか補強選手の話が出てこなかった清水。特に左伴繁雄社長就任後は情報統制が強化されている感じがしますが、いきなりこういうド級の補強話が出てくるのでびっくりしますね。
野津田は2012シーズンに広島のユースからトップチームに昇格。いまや日本代表の次期エースと期待されているシュツットガルトFW浅野拓磨と同期入団ですが、入団当初は浅野よりも野津田のほうが結果を残していました。またリオオリンピック予選の代表としても活躍。
2015シーズンは浅野の台頭があったことなどから、昨シーズンはアルビレックス新潟に期限付き移籍をしてリオオリンピック代表入りを目指していましたが、2015シーズン終盤に負った右ひざ靭帯損傷の怪我の影響もあり、バックアップメンバーへの選出にとどまっていました。
それでも、野津田のポテンシャルは十分。清水的には野津田に逆転ゴールを決められた2013シーズンのアウェイゲームを覚えている方もいるのでは?敵としては本当に嫌な選手でした…。
清水に入団するのであれば、ポジション的には攻撃的ポジションはどこでも任せられそうですが、左右のサイドハーフでの起用が考えられます。
体格もよく、当たりにも強いことから、球際での勝負にも期待できそうです。
それにしても、広島とは今シーズンだけでもFWピーター・ウタカのレンタル、DFビョン・ジュンボン、キム・ボムヨンのレンタル(ビョンは後に完全移籍)とかなりのパイプが出来上がっている模様。小林伸二監督が広島と関係が深いことも影響していそうです。
もしかすると、来シーズンは野津田を借りる代わりに、ウタカをもう1年レンタルで、ということなのかもしれません。
本件は、情報ソースなど追加情報があれば追記します。
※なお、当ブログでは新入団選手の話題は報道があれば掲載したいと思いますが、移籍で他チームに移る選手の話題は公式発表があってからにしたいというスタンスです。
画像は新潟公式サイトより