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プレーも万能しゃべりも万能 FW鄭大世ラジオで大いに語る らぶらじその1「涙ちょちょ切れ」編 

11/29に放送されたSBSラジオの午後の番組「GOGOワイド らぶらじ」FW鄭大世が生出演。文字起こししてみました。(なんだか最近文字起こしサイトになってるな…。)

15分に渡ってのロングトーク。もっと早く文字起こしして公開したかったのですが、なにしろ長くて。途中断念しかけましたが、とても興味深い内容なので頑張ってまとめてみました。
長くなりましたので、3つに分けています。まずは前編です。

ちなみに、radikoのタイムフリー機能を使えば過去1週間分のラジオ番組が聞けるので、音声で聞きたいかたは12/6までは視聴可能ですよ。
SBSラジオが聞けない地域の方でも、radikoのエリアフリー(有料)で視聴が可能です。

GOGOワイド らぶらじ | SBSラジオ | 2016/11/29/火 14:00-18:20 http://radiko.jp/share/?sid=SBS&t=20161129151325

また、この日の模様は「らぶらじ」のブログにも掲載されています。

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放送後記 2016年11月29日(火) ≪らぶらじ☆ライフ≫ (GOGOワイド らぶらじ)
http://www.at-s.com/sbsradio/program/love/detail/1060492.html

それでは文字起こしです。

11/29 GOGOワイド らぶらじ(SBSラジオ)より

出演者 :鉄崎幹人・黒田菜月

黒田「先日の最終戦、徳島戦でした。試合が終わってあれから9日経って今の気持ちはいかがですか?」

テセ「嬉しかったのは1日、2日で、もう今J1で戦えるのか不安の方が大きいです。優勝が決まったとしても大体嬉しいの1日、2日でもう過去のことになっちゃうんで。

まあそれは栄光としてずっと残るんで、すごくいい経験になったし今後に生きるんですけれど、爆発的な喜びというのはすぐなくなりますよね。」

鉄崎「どうですか、プレッシャーは正直ありました?」

テセ「プレッシャーしかなかったです。J2なんでそんなにプレッシャーないかなぁと思っていたんですけど、やっぱり自分がベテランとなってチームの大事な席に座っているんで。

ゴールもまたいっぱい決めてたじゃないですか。だからすごい責任が逆にのしかかってきたんですよね。自分が決めなきゃ勝てない、っていうぐらいな自分へのプレッシャーだったので。

最後の試合は『勝負事だから勝つこともあるし負けることもある』とか悠長なこと言ってられなかったので。勝たなきゃいけない、ってずっとその試合の夢見てました。

鉄崎「鄭大世さんって優勝請負人みたいな形で入ったわけだから、期間中はゴールたくさん決めたけど、この試合で決められなかったら今までが水の泡になっちゃうもんね。」

テセ「まあ勝てなかったら今までの無意味ですよね。」

鉄崎「そうなっちゃうのが怖いですよね。」

テセ「そういうのを込めてプレッシャーでした。」

鉄崎「どうしたんですかそのプレッシャーに打ち勝つのは。」

テセ「深呼吸です。」

鉄崎「簡単やね!普通の人がやることと同じですね。」

テセ「考えていたら呼吸するの忘れて、で、ため息つくじゃないですか。だから口から出したら楽になる。それ以外やることないじゃないですか。テレビ見てちょっと気を紛らわそうとか、そういうことですかね。」

鉄崎「やっぱプロ中のプロでもそうなるんだ。」

テセ「プロ中のプロって言ったって、僕はまだ二流ですよ。

鉄崎「いやいやいやいや~。」

テセ「謙遜してみました。(笑)」

鉄崎「したね、いま謙遜しましたね!」

 

黒田「あのホイッスルが鳴った瞬間、どんな気持ちだったんですか?男泣きでしたね。」

テセ「もう涙腺ゆるゆる涙ちょちょ切れでしたね。残り10試合ぐらいになって松本に負けたじゃないですか。

1敗も1引分も許されない状況でずーっと試合を9試合したわけなんで。だからもうずっとプレッシャーなわけ、毎試合負けちゃいけないから。

その緊張で身体がこわばってこわばって、試合のホイッスルが鳴って、勝ってやっと昇格、ってなった時に全身緩んで、で涙腺も緩むっていう。」

鉄崎「それは緩むよね。」

テセ「そして涙ちょちょ切れるって…涙ちょちょぎれるでもう少し笑ってほしかったんですけれど。(笑)

 

鉄崎「感動とか嬉しさとかいろいろなものが混ざった涙なんだろうね。」

テセ「いやもう感動ですね。なかなかそういう経験はできないんで、人生でも。1回ワールドカップを決めたサウジアラビアでの感覚とすごく似てました 。

その時も1週間ずっと夢見通しで、毎晩勝ったり負けたり勝ったり負けたりして。試合当日3-0で負けてたんですよね、夢で。それもなにかサウジアラビアの時と似てて。

そのときも0-0で引き分けてワールドカップきめたんですけど。今回もこの感じいけるなっていう感覚はありました。」

 

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