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リオ五輪を狙う代表GK櫛引政敏が鹿島へ期限付き移籍

U23日本代表でもあるGK櫛引政敏が鹿島アントラーズに期限付き移籍することになりました。

清水は川崎フロンターレからGK西部洋平を獲得。また、杉山力裕碓井健平の契約更新も発表されており、残る櫛引と高木和徹のどちらかが移籍することが予想されていました。

櫛引政敏選手 鹿島アントラーズへ期限付き移籍のお知らせ(清水公式)

http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/31905

【櫛引政敏選手コメント】
『このたび、鹿島アントラーズへ期限付き移籍することになりました。今シーズンは、エスパルスで一緒に戦うことは出来ませんが、1年でのJ1復帰という目標に向かって、しっかり結果を出してくれると信じています。僕自身も負けることなく、大きく成長出来るように頑張ってきます。引き続き、応援よろしくお願いします』

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櫛引は2013シーズンから5年契約を結んでいるということで、現在は契約期間中です。

2013シーズン途中にGK林彰洋サガン鳥栖に期限付き移籍させてから(後に完全移籍)、櫛引の成長にも期待をかけて正GKとして使い続けていたのですが、2015シーズン途中に田坂和昭監督になってからは出場機会を失い、主にJ3 U22選抜で活躍していました。小林伸二新監督が誰を正GKで起用しようと考えているかは不明ですが、移籍を認めたということは今シーズンも控えということだったのかもしれません。

リオ五輪を控えて出場機会を得たい櫛引が移籍を希望したとしても不思議ではありません(五輪出場権を獲得すできるかはまだわかりませんが...)。期限付き移籍ですし、カテゴリーも異なるチームへのレンタルですから、清水がJ1復帰の際には戻ってきてくれるものと思います。ただし、J1復帰がならなかった場合にはそのまま完全移籍ということにもなりかねませんね。

ただ、これで清水からオリンピックへの出場選手がいなくなってしまう可能性が高くなりました。J2は五輪期間中の中断がありませんので無理に連れて行かれても困りますが、若手の宝庫と言われた清水から五輪代表選手が一人もいないというのはなんとも残念です。

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