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怪我を抱えてプレーしていた?MF西澤健太が右手根不安定症で全治4ヶ月 4月の湘南戦で負傷

契約更改のリリースが出たMF西澤健太ですが、同日に怪我のリリースも出されました。

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西澤 健太選手のケガについて(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/48720

西澤健太選手が4月25日(日)に行われた明治安田生命J1リーグ第11節 vs. 湘南ベルマーレにてプレー中に負傷し、 12月20日に手術をおこなった結果、下記の通り診断されましたので、お知らせいたします。

右手根不安定症

全治までは4ヵ月を要する見込み

※手術日より

オフシーズンに負傷のリリースがされたことで「まさか自主練中に大怪我?」と思いましたが、受傷したのは4月に行われた湘南ベルマーレ戦だったとのこと。

怪我の影響か、湘南戦では59分に途中交代しています。

また、「右手根不安定症」という聞き慣れない症状だったので調べてみたところ、以下のような説明がありました。

手根不安定症 シュコンフアンテイショウ (病院検索ホスピタ)
https://www.hospita.jp/disease/4086/

 

【手根不安定症はどんな病気?】
手根不安定症は、手を甲の方へと逸らした場合に痛みを感じる病気です。この病気は、手の甲に存在する月状骨が、手の甲の側へと亜脱臼することによって引き起こされます。月状骨は強い靭帯につながっていないため脱臼しやすい骨です。特に、男性よりも女性がかかりやすい病気です。軽度であれば、テーピングなどによって患部を固定し治療します。

手根不安定症の症状
手根不安定症とは、手を甲側に反らした時に痛みを感じる疾患のことで、たとえば転んで手をついた時に、必要以上に手首を甲側に反らせてしまった場合にこの症状が現れます。また、手首を動かしにくく感じたり、握力が低下することもあります。手の甲にある月状骨が甲側に亜脱臼しているためで、腫れや痛みも発症します。関節のゆるい女性に多く見られます。

手根不安定症の原因
手根不安定症の原因は、過度に手首を反らせることです。転んだ時に、必要以上に手首を反らせて手をついてしまった場合などに、疾患が生じます。必要以上に反らすことによって、手の甲にある月状骨が手の甲の方に亜脱臼を起こしてしまうからです。月状骨は、他の骨のように丈夫な靱帯につながっていないために、簡単に脱臼を起こしてしまいます。

ということで、試合中に右手で体を支えた際に手の甲から手首に負担がかかり、負傷していたということだと思います。

全く気づきませんでしたが、たしかに5月以降の写真を見ると右手首をガチガチにテーピングしていました。出場機会もしばらくは短めの期間が続いていました。

夏頃からテーピングの程度も軽くなっていますが、最終節でも手首にテーピングがあるのがわかります。

 

ということで、西澤は今シーズンずっと怪我を抱えてプレーしていたんですね。サポーターには見せない苦労を抱えながらプレーをしていたわけで、選手は思った以上にいろいろな事情を抱えてプレーしているんだなと改めて思います。

足の怪我ではないものの、フィジカルコンタクトで倒れた際に身体を支えるため手をつくことは頻繁にありますし、相手を制したり抑えたりするのに手を使うこともありますので、右手首に不安を抱えたまま激しいプレーするのは相当不安だったと思います。

そういう不安を抱えながら、特に終盤戦では残留に向けて好プレーを続け、最終節は1G1Aの大活躍を見せたのは記憶に新しいところです。

 

契約更新のコメントでも「自分の将来を考え、手首の手術を許可してくれたクラブのためにも、1日も早く怪我を治して、熱い1年にします‼」とあるように、オフになったこのタイミングでしっかり治すために手術に踏み切ったのでしょう。

足の怪我ではないので軽い練習などは問題ないでしょうが、対人練習などはしばらく出来ないかもしれません。しかしまだまだ何年も清水で活躍してくれる選手だと思いますので、将来を見越して今はしっかり治してもらいたいと思います。お大事に!

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