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「清水の象徴」FW鄭大世がJ2アルビレックスに期限付き移籍 「サッカー選手としてのキャリアを長くつづけていくためにもオファー受けることに」(`ε´)ノ

FW鄭大世J2アルビレックス新潟への期限付き移籍が発表となりました。

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鄭 大世選手 アルビレックス新潟へ期限付き移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/45173/

このたび、鄭大世選手が、アルビレックス新潟へ期限付き移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。
尚、契約期間は2020年8月26日~2021年1月31日までです。

鄭 大世(Tese CHONG) FW 9

【 出 身 地 】
愛知県

【 生年月日 】
1984年3月2日

【身長/体重】
181cm/80kg

【 選 手 歴 】
愛知朝鮮初級学校 - 東春朝鮮初中級学校 - 愛知朝鮮中高級学校 - 朝鮮大学校
- 川崎フロンターレ(2006) - VfLボーフム(2010) - 1.FCケルン(2012)
- 水原三星ブルーウイングス(2013) - 清水エスパルス(2015.7月)

【代表歴】
北朝鮮代表

【今季成績】
J1リーグ(2試合/0得点)、ルヴァンカップ(2試合/0得点)

【通算成績】
J1リーグ(181試合/65得点)、J2リーグ(37試合/26得点)、リーグカップ(33試合/8得点)、天皇杯(18試合/9得点)

【コメント】
『今季最後まで清水でプレーするつもりでいましたが、自分はまだプレーできると思っていますし、試合に出場し、サッカー選手としてのキャリアを長くつづけていくためにも、新潟からのオファー受けることにしました。皆さんにはこの決断を支持、応援してくれることを願っています。清水ではサッカー選手として最高の時間を過ごせたと思っています。活躍しているときはもちろんですが、自分が苦しい時間を過ごしているときに、ロスタイムに出場しただけでも本当に大きな歓声を送ってくれるエスパルスサポーターの皆さんには言葉に言い表せないくらい大きな感謝の気持ちを抱いています。エスパルスでプレーし、サッカー選手として最高の幸せを味わうことができました。皆さんからいただいた恩はこの先も絶対に忘れません。ありがとうございました』

移籍の一方がもたらされたのは昨晩、テセの知人というFMヨコハマのラジオDJ栗原治久氏の発言(紛らわしいですが横浜FM(マリノス)の栗原勇蔵氏ではありません)。

意外なところからのおもらし案件に清水・新潟サポーター界隈が色めき立ちました。

翌朝、大本営こと静岡新聞朝刊でも報じられましたが、新潟の是永大輔社長の「激怒」ツイート。静岡新聞の当該ネット記事の削除から「破談か?」とも思われましたが、午後3時になり発表の運びとなりました。

 

テセは2015シーズンの夏に清水に加入。当時既に清水史上初の降格がチラついていたチームに入り浮上のキーマンと期待されていましたが、テセだけの力でどうなるわけでもなく、チームはJ2降格。

しかし翌2016シーズンはJ2で実力をいかんなく発揮。夏以降にゴールを量産してシーズン26ゴールでJ2得点王に。チームも終盤に9連勝を達成して2位でJ1復帰を決めました。

翌2017シーズン、J1復帰1年目は主将を務め、チームをJ1残留に導きます。

 

一方、このシーズンから毎シーズンのように怪我に苦しみ、出場機会、ゴール数とも減少するようになっていきます。

それでも、出場すれば期待通りの活躍を見せ、印象的なゴールを決める「清水の象徴」としてチームに君臨。

たとえ出場しなくても、多くの若手にとってプロサッカー選手としての良い手本となり、チームを支えてきました。

いま清水がJ1でプレーし、多くの若手が躍動しているのは、紛れもなくテセの存在があります。

 

今シーズンは新しくピーター・クラモフスキー監督を迎え、今までとまったく異なる攻撃的でインテンシティの高いポゼッションサッカーを志向。

テセは開幕戦からベンチ入りし途中出場をしていましたが、コロナ中断明けからは監督が若手起用にシフトし徐々にチームの骨格が整うに従い、ボールを受けて勝負するタイプ、周りを使って組み立てていくタイプの選手が絡みにくくなってきました。

テセはそういうタイプですし、開幕戦では先発出場するも今はベンチから途中出場が続くFWティーラシン・デーンダーもそうです。レンタル移籍した平墳迅栗原イブラヒムジュニアもそういったタイプです。

 

出番が限られるなか、開幕当初から「調子がいい」と言い続けていたテセにとっては清水に残るより、他のチームで出場機会を得ることの方に心が動いたのだと思います。

実際に怪我もないのにベンチにも入らない状況はもったいなすぎると誰しもが思うでしょう。

 

決まったからには今回のテセの決断を尊重しない清水サポーターはいません。今シーズンはこのような形で残りを新潟で過ごすことになりましたが、是非ピッチで暴れて得点を量産してほしいと思います。

コメントからは片道のような雰囲気も漂わせていますが、来シーズンはまた清水でユニフォームを着るテセをアイスタで見たいですね!

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