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エスパルス2期ぶりの赤字 4,000万円の損失 入場者数今期目標は16,500人

清水エスパルスの運営会社、株式会社エスパルスは13年度(14年1月まで)の決算を発表し、2期ぶりに赤字となりました。
 
前年はナビスコカップの賞金やアレックスの移籍金等の上積みで黒字となっていましたが、当年はナビスコカップ予選敗退による興業収入減や賞金減、「臨時ボーナス」だったバレーの移籍金を補強に充ててしまったこともあり、赤字回避とはなりませんでした。
 
2期ぶり赤字転落 13年度決算、興行収入など減(静岡新聞)
J1清水の運営会社エスパルス(竹内康人社長)は24日、2014年1月期決算を発表した。売上高は前期比10・6%減の30億8400万円で、純損失は4千万円と2年ぶりの赤字に転じた。
 
観客動員による興行収入は前期比16・1%減の5億2200万円。ナビスコ杯予選リーグ敗退で主催試合が前期比2試合減だったことなどによる。リーグ戦の1試合平均入場者数は6・5%減の1万4137人だった。
 
広告収入は6・3%減の12億1800万円、「その他収入」は獲得賞金がなかったため、29・4%減の1億4900万円。
 
今季目標の1試合平均入場者数は16・7%増の1万6500人に設定した。竹内社長は「質が高くスピーディーな試合を徹底する」と集客回復を目指す。
今年の1試合平均入場者数目標は16,500人ということです。アイスタのほぼ8割を埋めてこの計算となります。この数字を達成するにはチームの成績面でのアシストが必須。最低でも賞金圏、できることならACL出場圏を争う位でないとこの目標達成は厳しいと思います。今好調のチームがこの調子を維持してくれれば…。

個人的に気になるのは、入場者数が15,000人を越えるあたりからシャトルバスのバス待ちがかなり厳しくなると感じること。ライトなお客さんやアウェイサポーターには特に堪える出来事です。また、勝てなかった試合はかなりバス待ちのお客さんが集中します。

お客さん増える→バス乗るのに時間かかる→バス混む→疲れるからもう行かない(←この話は実際よく聞きます)、ではお客さんは定着しませんので、ここも何とか打開策を検討してほしいところですが…アイスタで試合をする以上は永遠の課題ですね。

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