Jリーグ3クラブに所属し、2014シーズンには清水で活躍したFWミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチが今シーズンをもって引退を発表しました。
最終戦は母国のスロベニア代表として出場したFIFAワールドカップヨーロッパ予選のマルタ戦。
この試合で63分から出場したノヴァコヴィッチは83分に右サイトからのショートクロスをゴール前ワンタッチで合わせてゴール。スロベニアの2点目を決め、勝利に貢献しています。
スロベニアvsマルタ(DAZN)
https://www.dazn.com/ja-JP/home/aey4wdjiwfs477aayjpxts3c9
ノヴァが加入した2014シーズンはリーグ戦34試合にフル出場し、13ゴールを決めています。
最終戦までJ1残留が決まらなかった苦しいシーズンでしたが、経験豊富なベテラン選手として、ゴールだけではなく苦しいチームを支える精神的な支柱としてとても重要な役割を果たしました。
残念ながら1年で退団となり、その意志を翌シーズンには受け継ぐことが出来ずに降格となってしまうわけですが、もしノヴァが2014シーズンにいなければその時点で降格をしていてもおかしくなかったと思います。
名古屋グランパスに移籍した2015シーズンには清水との対戦の時、清水サポーターからも拍手で迎えられたようにノヴァの清水への貢献は大きなものでした。
日本ではトータルで3シーズン半活躍しましたが、本人も日本を気に入ってくれていたようで、今年の夏にヴィッセル神戸に加入するドイツ代表ルーカス・ポドルスキーへのJリーグ入り助言もしたとの話です。
引退後、時間が出来たらまた日本に、清水に遊びに来てほしいですね。ノヴァ、ありがとう!