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さらばハチ…MF八反田康平が名古屋グランパスへ完全移籍 今シーズンは大分トリニータをJ2昇格に導く

MF八反田康平が今シーズンをもって清水を退団し、来シーズンJ2を戦う名古屋グランパスへ完全移籍することが発表されました。

写真はサッカーキングさんより

八反田康平選手 名古屋グランパスへ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35333/

【八反田康平選手コメント】
『このたび、名古屋グランパスに移籍することになりました。初めてプロのサッカー選手になったチームが清水エスパルスで、すごく思い入れの強いクラブになりました。チームメイトに恵まれ、刺激し合える素晴らしい仲間と出会えたことが何よりの財産です。J1の舞台での活躍を応援しています。今まで応援していただき本当にありがとうございました』

八反田は2012シーズンから清水に大卒新人として加入。それから5シーズン在籍をしていたことになりますが、そのうち2014シーズンはベガルタ仙台へ、2016シーズンは途中から大分トリニータへ期限付き移籍をしていました。

ポジションは基本的に中央の攻撃的なポジションですが、同ポジションにライバルが多かったこと、また怪我などもあり、清水での出場機会は限られていました。

仙台から復帰後の2015シーズンこそ15試合に出場しましたが、監督のシーズン途中での交代、また同じ監督の中でも戦術やフォーメーションが定まらないなど結果としてJ2に降格した最悪のシーズン。

八反田ら選手に掛かるプレッシャーも相当なもので、八反田自身にはサポーターも心配する円形脱毛症が見られるなど、厳しいシーズンでした。

今シーズンも怪我で出遅れ、清水でのJ2出場は1試合のみとなりましたが、7月にはJ3を戦っていた大分に期限付き移籍。その後、大分は栃木SCとの激しいJ2昇格争いを勝ち抜き1年でのJ2復帰を決め、大分サポーターの中には「八反田のおかげ」という声も見られ、復調の兆しを見せているのかもしれません。

来シーズンから加入する名古屋は監督に現川崎フロンターレ風間八宏監督を招聘することが確定していると言われており(正式発表はまだ)、おそらく筑波大学時代に指導をした「風間チルドレン」八反田の実力を買う形で名古屋に移籍することになったものと思われます。

大学時代にはガンバ大阪の「遠藤保仁の後継者」とも言われていた八反田。八反田を知り尽くしている風間監督の元、再出発を図る名古屋の中心選手となれるでしょうか?

なお、名古屋には元清水で愛媛FCDF内田健太も移籍します。同学年で仲も良かったと思いますので、名古屋でともに活躍してもらいたいですね。

今までありがとう、ハチ!

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