2015シーズンから2年、エスパルスに在籍したFW澤田崇がV・ファーレン長崎へ完全移籍することが決定しました。
澤田崇選手 V・ファーレン長崎へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35302/
『このたび、V・ファーレン長崎に移籍することになりました。清水エスパルスという素晴らしいチームでプレーできて良かったです。エスパルスに来てから2年で、J2降格、そしてJ1昇格と様々な経験をすることができましたが、自分自身がチームに貢献できなかったことが、とても悔しかったです。新しいチームでしっかり成長したいと思います!2年間ありがとうございました』
澤田は中央大学卒業後、プロ1年目に出身地のロアッソ熊本でプロデビューし、1年目から9ゴールを量産する活躍を見せました。
そして翌年に清水に完全移籍。14シーズンで退団したFW高木俊幸の後釜としてサイドアタッカー役を期待されました。
4/22のヤマザキナビスコカップ予選リーグベガルタ仙台戦で途中出場をすると、決勝ゴールをマーク。驚きを与えましたが、残念ながら清水でのゴールはその1点と終盤、既にJ2降格が決まったあとのモンテディオ山形戦のリーグ戦1点にとどまりました。
清水1年目は降格を味わい、2年目は昇格を至上命題とされ、エスパルスの歴史の中でも最も激動の2年間に在籍することになってしまい、逆にチームが澤田の長所を生かす余裕がなかったと思うと残念ではあります。ただ、プロである以上どんな状況においても結果を残せないといけない…厳しい世界ですね。
澤田の特徴といえば、なんといっても快速ドリブルからカットインして放つシュートというイメージがあります。出場機会さえつかんで長所を生かすプレーを継続していければ、復活も期待できると思います。
また、澤田といえば出身地熊本が今年の地震で大きな被害を被った際にはクラブの内外で先頭になって復興支援に協力していました。
清水からも多くの支援があったと思いますし、ピッチ外ではありましたが、チームへの貢献がなかったということはありません。
新天地長崎は出身地からも近いですし、心機一転頑張ってもらいたい!期待しています。
一方、今シーズンから長崎に期限付き移籍をしているMF宮本航汰は来シーズン、プロ3年目も長崎でプレーすることになりました。
宮本航汰選手 V・ファーレン長崎へ期限付き移籍延長のお知らせ(清水公式)
http://www.s-pulse.co.jp/news/detail/35301/
『来シーズンも長崎に期限付移籍することになりました。今年一年、出場機会が増え、あらためて公式戦に出られる嬉しさ、楽しさや公式戦でしか味わえない様々な経験をすることができました。もっともっと試合に出て色々な事を学びたいと思い決断しました。またチームを離れますが、応援していただけたら嬉しいです』
プロ2年目の今年は長崎で順調に出番を得て、特に夏以降は先発に一時定着するなどしてプレーの経験を積みました。最近の若手はレンタル先で経験を積み、清水に戻って活躍する選手も多く、このレンタル期間延長はいい判断だと思います。
来シーズンは1年通して活躍してもらい、さらに成長を遂げて戻ってきてもらいたいですね。
(写真は清水公式サイトより)