来シーズンのエスパルスは本気ですね。各クラブのレギュラークラスを獲得しています。ようこそ清水へ!
まずはセレッソ大阪で今シーズン32試合に出場したDF片山瑛一(かたやま・えいいち)。
片山 瑛一選手(セレッソ大阪) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/46374
このたび、セレッソ大阪の片山瑛一選手が完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。
片山 瑛一 (Eiichi KATAYAMA) DF
【 出 身 地 】
埼玉県【 生年月日 】
1991年11月30日【身長/体重】
180cm/77kg【利き足】
右【 選手歴 】
FC鶴ヶ島 - 川越市立川越西中学校 - 埼玉県立川越高校 - 早稲田大学 - ファジアーノ岡山(2014) - セレッソ大阪(2018)【今季成績】
J1リーグ(32試合/1得点)、リーグカップ(3試合/0得点)【通算成績】
J1リーグ(58試合/1得点)、J2リーグ(146試合/15得点)、J3リーグ(2試合/0得点)、 リーグカップ(9試合/1得点)、天皇杯(11試合/1得点)、ACL(3試合/1得点)【コメント】
『このたび、セレッソ大阪から移籍してきました、片山瑛一です。清水エスパルスという素晴らしいクラブ の一員として戦えることをとても光栄に思います。選手としては勿論、人としても、もう一回りも二回り も大きくなれるように、日々精進していきます。一緒に戦いましょう!』
左右のサイドバック、ウイングバックでプレーでき、今シーズンは17試合先発・15試合途中出場という記録からも分かる通りどこでもどのタイミングでも臨機応変にプレーできる選手。
戦術理解度が高く、来シーズン就任するミゲル・アンヘル・ロティーナ監督とは2年間同じクラブで指導を受けていたこともあり、監督の高度な要求にも対応可能な即戦力です。
ちなみに早稲田大学時代はFWで、大卒で入団したJ2ファジアーノ岡山時代にはセンターフォワードや攻撃的MFも経験しています。その後、ウイングバック、サイドバックとポジションを下げてきたことになります。2017シーズンには3バックだった岡山で元日本代表DF岩政大樹とともに最終ラインでプレーしたこともあります。フィールドならどこでもプレーできますね。
もともと、早稲田大学には一般入試で入り、大学に入ってからプロを目指したという努力の人。岡山で経験を積み(MF石毛秀樹が期限付き移籍していた2017シーズンに1年間共にプレー)、2018シーズンからC大阪に移籍してそこでも徐々に出場機会を増やしてきました。こういう選手はまだまだ伸びしろがあるのではないでしょうか。
また、ロングスローも武器ということ。田子の月案件になるかも?
続いてGK永井堅梧(ながい・けんご)が松本山雅から加入。といっても、今シーズンはギラヴァンツ北九州にレンタル、その前もカターレ富山、徳島ヴォルティスにレンタルされており、松本での出場はありませんでした。永井にとっては初のJ1クラブ所属になります。
永井 堅梧選手(松本山雅FC) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/46373
このたび、松本山雅FCの永井堅梧選手が完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。
永井 堅梧 (Kengo NAGAI) GK
【 出身地 】
埼玉県【 生年月日 】
1994年11月6日【身長/体重】
184cm/79kg【利き足】
右【 選手歴 】
新座片山FC少年団 - 三菱養和巣鴨ジュニアユース - 三菱養和SC - 松本山雅FC(2013) - カターレ富山(2015※期限付き移籍) - 徳島ヴォルティス(2019※期限付き移籍) - ギラヴァンツ北九州(2020※期限付き移籍)【代表・選抜歴】
U-19・21日本代表【今季成績】
J2リーグ(40試合/0得点)【通算成績】
J2リーグ(41試合/0得点)、J3リーグ(99試合/0得点)、天皇杯(5試合/0得点)【コメント】
『歴史のある清水エスパルスの一員になれることを嬉しく思います。来シーズンは厳しい闘いが待ってい ます。清水エスパルスのゴールを熱く守っていきたいなと思っています。一緒に闘って下さい。応援よろ しくお願いします!』
今シーズンは北九州でプレーしましたが、契約の関係で出られない松本戦を除く40試合にフル出場。J2昇格初年度の北九州を5位という好成績に導きました。
なおシーズン通じた北九州の1試合平均失点は1.2点でした。ちなみに清水は2.1で、これはJリーグ全57チーム中ワーストです…。
GKは日本代表の権田修一を獲得していることから2番手争いになってくると思いますが、今シーズン17試合に出場している梅田透吾、15試合に出場している大久保択生、期限付き移籍してるV・ファーレン長崎で19試合に出場した高木和徹、ベテランで大黒柱の西部洋平との争いになってきます。
(去就未定な選手もいて退団や期限付き移籍も考えられますが)6人のGKはみんなJ2リーグ以上で出場経験があるという意味では他のクラブに比べて贅沢なラインナップですね。切磋琢磨して頑張ってもらいたいと思います。
そしてもう一人。サガン鳥栖からDF原輝綺(はら・てるき)の加入も発表になりました。
原 輝綺選手(サガン鳥栖) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/46378
このたび、サガン鳥栖の原輝綺選手が完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。
原 輝綺 (Teruki HARA) MF
【 出身地 】
埼玉県【 生年月日 】
1998年7月30日【身長/体重】
180cm/72kg【 利き足 】
右【 選手歴 】
AZ'86東京青梅 - 市立船橋高校 - アルビレックス新潟(2017) - サガン鳥栖(2019)【代表・選抜歴】
U-19・20・21・22日本代表、日本代表【 今季成績 】
J1リーグ(28試合/0得点)、リーグカップ(0試合/0得点)【 通算成績 】
J1リーグ(65試合/1得点)、J2リーグ(25試合/0得点)、リーグカップ(9試合/0得点)、 天皇杯(4試合/0得点)【 コメント 】
『来シーズンから加入することになりました、原輝綺です!自分のやれる事を全て出し切り、チームに貢献できるよう精進していきます。よろしくお願いします!!』
原は2017シーズンに市立船橋高校からアルビレックス新潟に入団し2シーズン、その後2019シーズンにサガン鳥栖に加入して2シーズン過ごしています。
高卒新人時代から4シーズンに渡ってコンスタントに先発出場機会を得て、既にJ1・J2で100試合近くの試合に出場。
DF立田悠悟と同じく東京五輪世代のU23代表候補で、2019年夏にブラジルで行われたコパ・アメリカには立田とともに日本代表として招集されチリ代表戦に出場しています。
ポジションは高校時代から幅広く経験しており、プロ入り後はセンターハーフや左右のサイドバックで起用されることが多かったですが、今シーズンは鳥栖でセンターバックを努めていました。
原も片山と同じく複数のポジションを高いレベルでこなせる選手。来シーズンも過密日程が予想される中で今シーズンのような怪我人が多発すれば、彼らのようにポジション問わずにプレーできる選手は貴重になります。
もちろん本人も他の選手も怪我をしないのが一番ですがね。
ちなみに、この3人の共通点は埼玉出身であること。そして大熊清GMも埼玉県出身。偶然だとは思いますけれども…。それにしても、大熊さんいい仕事しますねえ。
既に現時点で2021シーズンに他クラブから新しく獲得する選手の発表は5名。他にも噂に上がっている選手がいますが、どうなるでしょうか。