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清水に復帰したGK西部洋平パイセンのコメントがいちいちカッコ良すぎる…

今シーズン、川崎フロンターレから清水に復帰したGK西部洋平。西部のコメントがいちいちカッコ良すぎます…。

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<J2清水>6年ぶり古巣に 35歳GK西部、早くも存在感(静岡新聞)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/spulse/topics/204193.html

チーム最年長。求められる役割は理解している。「沢登正朗さん、森岡隆三さん、斉藤俊秀さん…。(04年に)自分が初めて清水に加入したときに感じたのが、オーラのあるベテランが多かったこと。だから練習から緊張感があった」と西部は練習の雰囲気づくりを大事にしている。「J2に落ちた理由はいろいろあると思うが、(優勝を逃した)あの悔しさを受け継ぐ人が少なかった。清水はどうあるべきチームなのか伝えたい」と話す決意に期待は高まる。

<J's HERO>清水GK(1)西部洋平選手(静岡新聞)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/spulse/topics/202931.html

6シーズンぶりにエスパルスへ復帰しました。クラブハウスや三保グラウンドに来たのは久しぶりでしたが、全く違和感なくスムーズな始動を迎えることができました。
1年でJ1復帰という明確な目標へ向かって取り組み、年を重ねて経験してきたことを、チームに注いでいきたいです。最年長ということもあり、ピッチ内外を問わず良い雰囲気を与えられる存在になりたいです。試合では、今も昔もシュートストップに自信を持ってプレーしているので、ぜひアイスタで自分のプレーを見ていただければと思います。

西部 古巣に男気復帰「清水の力になりたい」(日刊スポーツ)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1589831.html

「恩返しをしたい」
「勇気のいる決断だったけれど、清水の力になりたいと思った」
「育ててもらった」
「自分の決断が間違っていなかったと言えるようにしたい」

西部のコメントは7:45あたりから。

20代後半を清水で活躍し、さらにこれからという時に契約更新されずに退団。その後、湘南ベルマーレ川崎フロンターレと移籍して今年清水に戻ってきました。

上の記事にもある通り、2010シーズンで退団した際にはMF伊東輝悦DF市川大祐の生え抜き選手の契約非更改に始まり、主力であったGK西部の非更改などが引き金となり、主力選手にクラブに対する不信感が生まれ、大量移籍につながったとも言われています。

当時の西部にとってはとても辛かったことだと思いますが、今回、川崎との契約が残っているにもかかわらず、一度は冷たくされた清水に戻ってきてくれたこと、それもここまでの覚悟で復帰してくれたことには心から感謝です。コメントから伺える覚悟は並大抵ではありません。

やはり西部の言うとおり、2010シーズンを経験しているベテランが既にほぼいないこと。若手が中心になり、試合中のみならず、練習でも苦しい時期にどういった意識で取り組んだら良いのか...そういった部分の経験を伝えられる選手がいなかったことが清水の凋落を招いてしまったのではないかと思います。

西部は以前から後輩の面倒見がよく、特にMF本田拓也とは釣りに行くなど仲がいいことが知られていますが、最年長となった今回は全員後輩ですから、ピッチ内外でチームをまとめ上げて欲しいですね。

後輩選手たちも西部のこのコメントを聞いていたらやらないわけには行かないはず。もうベーニシとは呼べない(笑)。西部パイセンの活躍に期待したいと思います。

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