12/2にクラブからDFエウシーニョの負傷による離脱及び帰国が報告されました。
第36節サンフレッチェ広島戦で待望の復帰を果たしたばかりのエウシーニョでしたが、翌37節浦和レッズ戦にはベンチ入りしておらず、翌週には奥様がインスタグラムで帰国を匂わせる投稿をしたことからその動向に注目が集まっていました。
エウシーニョ選手のケガおよび治療による帰国について(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/48501
エウシーニョ選手が11月20日(土) に行われた明治安田生命J1リーグ第36節 vs. サンフレッチェ広島にてプレー中に負傷し、検査をおこなった結果、下記の通り診断されました。また、治療のため、ブラジルに帰国しましたことを併せてお知らせいたします。
左内転筋肉離れ
全治までは6~8週間を要する見込み
※受傷日より
エウシーニョは今年に入って以下の通り怪我によるリリースが発せられており、今回が3回目になります。
- 6/30 左内転筋肉離れ 全治までは4週間を要する見込み
- 8/15 左内転筋肉離れ 全治までは6~8週間を要する見込み※受傷日より
- 12/2 左内転筋肉離れ 全治までは6~8週間を要する見込み※受傷日より
外国籍選手の場合、シーズン終盤に怪我で出場機会がないと判断されると早期帰国することはよくあることですが、まさか同じシーズンに3度も同じ個所を負傷していたための帰国だったとは…。
エウシーニョに関しては、2019シーズンの加入当初から3年契約という噂があり、噂通りだと今年が契約の最後のシーズン。このまま契約満了という流れが自然のような気がします。
仮に、エウシーニョが来シーズンのプレーを望んでいたとしても、負傷しがちな体質を考えるとなかなか来シーズンも契約することは難しいのではないでしょうか。
2019、2020シーズンは慢性的な股関節痛と戦いながら、それでもリーグ戦27試合、20試合と出場機会がありましたが、今シーズンは12試合に留まっていました。
公式には選手名まで発表されていないものの、「トップチーム選手1名がコロナウイルス検査で陽性反応を示した」とリリースがあり、エウシーニョの来日が遅れたのはコロナウイルス陽性反応があったため、というのが周知の事実。
その後、遅れながらも調子を上げ、アウェイのヴィッセル神戸戦では持ち前の鋭いオーバーラップから初ゴールを決めて「さすがはエウソン」というプレーを見せましたが、その後チームの調子が上がらない中で迎えた中断明けからは肉離れが続き、11/20の広島戦まで半年近く、公式戦から離れていました。
その広島戦では84分から途中出場、アディショナルタイムを含めて10分程度の出場でしたが、試合終了まで屈強なFWジュニオール・サントスとも対峙しながら軽快な動きを見せ、怪我をしていた素振りはありませんでしたが、どこかで無理をしていたのかもしれません。
残留争いをしている中での無念の離脱となり、帰国してしまったことは残念ですね。
もしも契約満了だとしたら、最終節の数日後には発表があると思います。