先週より噂になっていたとおり、サンフレッチェ広島のDF井林章(いばやし・あきら)選手を完全移籍で獲得することが発表されました。ようこそ清水へ!
井林 章選手(サンフレッチェ広島) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/47408
このたび、サンフレッチェ広島の井林章選手が完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。
井林 章 (Akira IBAYASHI) DF 38
【 出身地 】
広島県【 生年月日 】
1990年9月5日【身長/体重】
179cm/70kg【利き足】
右【 選手歴 】
コスモ東広島FC(東広島市立寺西小学校)
- サンフレッチェびんごジュニアユース(東広島市立西条中学校)
- 広島皆実高校
- 関西学院大学
- 東京ヴェルディ(2013)
- サンフレッチェ広島(2019)【2021成績】
J1リーグ(3試合/0得点)、リーグカップ(5試合/0得点)、天皇杯(1試合/0得点)【通算成績】
J1リーグ(19試合/0得点)、J2リーグ(227試合/11得点)、リーグカップ(8試合/0得点)、天皇杯(11試合/1得点)【コメント】
『はじめまして、井林章です。このたび、エスパルスの一員として戦う決断をしました。ロティーナ監督のもと、自分の力を最大限にチームに還元し、チーム力向上に助力できるよう精一杯頑張りますので、応援よろしくお願いします』
井林は2013シーズンに東京ヴェルディに入団後、すぐに主力として活躍。東京Vでは6シーズン過ごしましたが、終盤の2017,2018シーズンにはロティーナ監督の元、1試合を除きフル出場。2シーズン連続のプレーオフ進出へ貢献しました。
その活躍が認められ2019シーズンからはJ1のサンフレッチェ広島へ移籍。しかし、広島ではここまでリーグ戦で19試合と限られた出場機会しかありませんでした。
井林の特徴として語られるのは空中戦に滅法強いという点。身長が179センチとセンターバックとしては大きくはありませんが、ジャンプ力やタイミングなど秀でている部分があるのでしょう。井林の加入でセットプレー含む空中戦からの失点が減ることを期待します。
ちなみにヘディングでゴールを量産するDFヴァウドも身長は183センチで大型とは言い難いサイズ。身長が高い=センターバックとして期待できる、というわけでもないわけですね。
そしてなんと言っても、ロティーナ監督のサッカーを熟知していることは大きなポイント。頭蓋骨骨折からの復帰を目指すDF鈴木義宜の復帰時期が不透明な中でセンターバックの補強は急務でしたが、過去にロティーナ監督の指導を受けている、しかも主将を務めていた選手が加入するのはチームにとって心強い話です。
あと、井林といえばアニメ好きでも有名。静岡はアニメ不毛の地など言われていましたが、いまやネットでもアニメは見られますしその点は問題ないでしょう。またアニメグッズなどを扱う駿河屋さんがクラブスポンサーですから、コラボでもしてくれると面白いかもしれないですね。