年が明けてもまだまだ続く選手補強。
新年一発目は昨年末から噂のあったブラジル人、ブラジルセリエA・コリチーバ主将のDFウィリアム・マテウスの完全移籍になります。ようこそ清水へ!
ウィリアム マテウス選手(コリチーバFC) 完全移籍にて加入内定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/46389
このたび、コリチーバFC(ブラジル)のウィリアム マテウス選手が完全移籍にて加入することが内定しましたので、お知らせいたします。なお、今後メディカルチェックを経て、正式契約となります。
ウィリアム マテウス (William Matheus da Silva) DF
【 出身地 】
ブラジル【 生年月日 】
1990年4月2日【身長/体重】
181cm/78kg【 利き足 】
左【 選手歴 】
フィゲイレンセFC(2008-2010/ブラジル) - ボタフォゴDF(2009※期限付き/ブラジル) - トンベンセFC(2010※期限付き/ブラジル) - ボカ・ジュニオールFC(2011-2013/ブラジル) - ECデモクラータ(2011※期限付き/ブラジル) - ECバイーア(2011-2012※期限付きブラジル) - CRヴァスコ・ダ・ガマ(2012※期限付き/ブラジル) - ゴイアスEC(2013※期限付き/ブラジル) - SEパルメイラス(2014/ブラジル) - トゥールーズFC(2014-2017フランス) ー フルミネンセFC(2016※期限付き/ブラジル) - コリチーバFC(2017-2018/ブラジル) - グアラニFC(2019※期限付き/ブラジル) - コリチーバFC(2019.5月/ブラジル)【2020成績】
ブラジル1部リーグ(24試合/1得点)、ブラジル国内カップ(1試合/0得点)、 パラナ州1部リーグ(14試合/2得点)【 通算成績 】
ブラジル1部リーグ(149試合/3得点)、ブラジル2部リーグ(45試合/2得点)、 フランス1部リーグ(24試合/0得点) ※主要リーグ【 コメント 】
『 今シーズンより清水エスパルスでプレーするチャンスを得て、とても満足しています。私はチャンピオンになりたいと思っています。エスパルスの全てのファンの皆様、応援よろしくお願いします』
マテウスは左利きのサイドバック。2020シーズンはサイドバックを固定しきれずに本職はセンターバックのDFファン・ソッコが務めることが多くありました。
また、左右のサイドバックができるDF金井貢史は契約が満了となっており、左サイドバックの補強は必須でした。
現在30歳のマテウスはコリチーバで主将を務めています。ブラジルセリエAは現在シーズンの真っ只中で、ここまで27試合中24試合に出場。バリバリの主力です。しかし契約期間は1月末で切れることから、本人も移籍を希望し、このタイミングでの加入がかなった模様です。
余談ですが、コリチーバは現在リーグ最下位。元日本代表MF本田圭佑が所属しているボタフォゴとともに降格の危機にあります。本田は退団濃厚で、シーズン中に期待の大きい主力が抜けることに批判が集まっているらしいですが、コリチーバサポもマテウスの移籍に怒っているかも…。
さて、マテウスは過去の所属クラブを見ても有名どころがズラリ。どのクラブでも主力級としてコンスタントに出場していました。また、2014シーズンからは数シーズン、当時フランス1部のトゥールーズ(現在は2部)にも所属していました。
2度目の海外移籍ですが、初となるアジアのクラブでどのような活躍を見せてくれるか楽しみです。
しかし、問題があるとすれば外国人枠の問題。今シーズンの清水はブラジル人だけで6人います。ということは、最低でも一人は試合に出られません。
長丁場で過密日程が予想され、フル出場できる選手は限られてくるでしょうから、うまいこと選手を入れ替えながらシーズンを戦ってもらいたいと思います。
今シーズンの清水のブラジル人選手
DFエウシーニョ
MFへナト・アウグスト
DFヴァウド
FWカルリーニョス・ジュニオ
FWチアゴ・サンタナ
DFウィリアム・マテウス