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早稲田大学FW加藤拓己が2022シーズンの新規加入内定「必ず日本を代表するストライカーに成長します」

来シーズンではなく、その次のシーズンの話ですが、早稲田大学FW加藤拓己(かとう・たくみ)選手の入団が内定しました。ようこそ清水へ!

他のクラブでは来シーズンより先に入団する選手を発表するいわゆる「青田買い」獲得はありましたが、清水でこのような形で発表されるのはおそらく初めてです。

加藤 拓己選手(早稲田大学) 2022シーズンより新加入内定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/45741/

早稲田大学の加藤拓己選手が、2022シーズンより新加入することが内定しましたので、お知らせいたします。

加藤 拓己 (Takumi KATO) FW

【出身地】
茨城県龍ケ崎市

【生年月日】
1999年7月16日

【身長/体重】
180cm/84kg

【利き足】

【選手歴】
龍ケ崎ペレグリンジュニアFC - 鹿島アントラーズつくばジュニア(龍ケ崎市立久保台小学校) - 鹿島アントラーズつくばジュニアユース(龍ケ崎市立中根台中学校) - 山梨学院高校 - 早稲田大学(3年在学中)

【代表・選抜歴】
U16・U17・U18・U19日本代表、関東B・北信越選抜

【コメント】
『はじめまして。2022シーズンから加入させていただくことになりました、早稲田大学の加藤拓己です。まずどんな時もそばで支えてくれた家族・友人、これまで自分の人生に関わり指導してくださった沢山の方々、本当にありがとうございます。皆様のサポートのおかげで今の自分があります。
度重なる怪我でプレーできない時でも常に声をかけ続けてくれたエスパルスのスカウト部・強化部の方々、練習参加時から沢山のメッセージをくださったファン・サポーターの皆様と共に戦えることが心から嬉しいです。
高校時代、エスパルスの練習参加時にプロのレベルを経験させていただき衝撃を受けました。また、私が尊敬する鄭大世選手から多くのアドバイスをもらうことも出来ました。そんな環境を与えてくれたエスパルスで、プロキャリアをスタートしたいと思いながら、大学サッカーで鍛錬を積み上げてきました。
そして、いよいよこれから「夢・感動・誇り」を理念に掲げ、歴史あるエスパルスオレンジのユニフォームを着て、全身全霊をかけて戦えることを思うと胸が高鳴り、元気が湧いてきます。エスパルスサポーターの皆様、歓喜の瞬間を一緒に、たくさん味わいましょう。まだまだ未熟者でありますが、必ず日本を代表するストライカーに成長します。応援よろしくお願いいたします』

 


なんと言ってもコメントが熱い!「夢・感動・誇り」というエスパルスのクラブ理念を内定のコメントで出してくるとはただものではありません(笑)。これはサポーターの心を鷲掴みです。

加藤は既に高校時代、大学時代に1度ずつ、合計2回清水の練習に参加。愛称は「ゴリ」。

 

そして内定に至るまでの経緯はこちらのNumber誌の記事が詳しいです。

急逝した父に誓うJ1清水入り 早稲田が誇るパワー系ストライカー加藤拓己に鄭大世から激励メッセージ(NumberWeb)
https://number.bunshun.jp/articles/-/845897

 

現在アルビレックス新潟に期限付き移籍しているFW鄭大世との師弟関係も話題になっており、憧れの存在からライバルとして意識するまでの関係性に。そういえばコメントもテセっぽいですね。

プレースタイル自体、フィジカル系重戦車のテセタイプ。テセの川崎フロンターレ時代のプレーに衝撃を受けて、自分もああ言う選手になりたいと目標にしてやってきただけのことはあります。

テセは40歳までプレーしたいとコメントしていることから、清水での共闘もあるかもしれません。同じタイプなので同時起用は難しいかもしれませんが、「重戦車2トップ」なんて夢ありますよね。

 

ということで、加藤の入団まではまだ1年以上ありますが、大卒ルーキーとして楽しみな選手が入って来ます。

あと1年余り、更にパワーアップしてもらい、加入後は開幕から先発でゴリゴリなプレーを見せてもらいたいです。

もしくは強化指定選手として来シーズンから清水でプレーする姿も見られるかもしれません。

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