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在籍5年のDF鎌田翔雅が契約満了 「熱い声援で背中を押してもらい支えてもらったことをとても感謝」

ここまで5シーズン在籍してきたDF鎌田翔雅が契約満了となることが発表されました。しょーまー!

鎌田 翔雅選手 契約満了のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/44128/

このたびエスパルスは、鎌田翔雅選手と来季の契約を締結せず、今季をもって契約満了とすることを決定しましたので、お知らせいたします。

鎌田 翔雅 (Shoma KAMATA) DF 5

【出身地】

神奈川県

【生年月日】

1989年6月15日

【身長/体重】

172cm/68kg

【選手歴】

湘南ベルマーレジュニア - 湘南ベルマーレジュニアユース - 湘南ベルマーレユース

- 湘南ベルマーレ(2008) - ジェフユナイテッド千葉(2010※期限付き移籍) - 湘南ベルマーレ(2011)

- ファジアーノ岡山(2014年※期限付き移籍) - 清水エスパルス(2015)

【今季成績】

J1リーグ(3試合/0得点)、リーグカップ(5試合/0得点)、天皇杯(2試合/0得点)

【通算成績】

J1リーグ(64試合/2得点)、J2リーグ(107試合/0得点)、リーグカップ(9試合/0得点)、天皇杯(14試合/0得点)

【コメント】

『今シーズン限りで清水エスパルスを離れることになりました。サポーターの皆さんには、どんな時も熱い声援で背中を押してもらい、支えてもらったことを、とても感謝しています。5年間ありがとうございました。』

翔雅は湘南ベルマーレの下部組織出身。2015シーズンにファジアーノ岡山(所属先の湘南から期限付き移籍中)から清水に完全移籍で加入。

右サイドバックとしてサイド攻撃を特徴とする清水の攻撃の起点になると期待されたものの、当初は怪我があり出場機会は少なかったのですが、田坂和昭監督に交代後は出番を得て終盤戦を戦いました。しかし清水はこのシーズンJ2に降格決定。

翌2016シーズンはレギュラーとして出場を続けていたものの、序盤の大一番であった第7節セレッソ大阪戦で左膝の靱帯を損傷する大けがでシーズンを棒に振ってしまいました。

チームがJ1に復帰した2017シーズンは本人も怪我から復帰し、右サイドバックのレギュラーとして試合に出場を続けます。序盤はそれなりに調子のよいチームでしたが、怪我人の続出などで降格危機に陥り、秋に入ると迷走。

迎えた33節の下位直接対決だったホーム・アルビレックス新潟戦(新潟は降格決定後)で途中出場した際に右膝を負傷。一時試合に戻りますが結局途中退場となり、結果的に今度は右膝の靱帯損傷で翌シーズン途中までの長期離脱を余儀なくされました。この試合では2-0でリードをしていたものの翔雅の怪我を境に試合の流れがガラッと変わり、2-3で敗れる結果に。

怪我の直後、動けなかったシーン

 

2018シーズンには怪我で試合に出られない間、サポーターをピッチサイド見学・試合観戦に招待する企画を実施するなどチームのファンサービスにも貢献しました。夏以降は練習に完全合流していたものの出場機会はなし。

2019シーズンにはルヴァンカップで1年以上ぶりに公式戦に出場。篠田善之監督就任後からはリーグ戦にもベンチ入りメンバーとして登録されし、29節のホーム・サンフレッチェ広島戦ではこのシーズン、リーグ戦では唯一のフル出場を果たしていました。

 

清水在籍5シーズンの間、チームはJ2降格や残留争いなど厳しい期間が続き、また翔雅本人も両ひざの靱帯損傷で長期離脱を2度余儀なくされるなど苦しいことが多かったと思いますが、とにかく責任感があり、ガッツあふれるプレーでサイドで奮闘していた翔雅を思い出します。

翔雅は現在30歳。引退を発表したMF増田誓志、契約満了となったMF楠神順平といった、30歳以上の選手が離れる中で、これならベテラン格の翔雅は残るだろうと…と思っていただけに、契約満了はとても残念です。

右サイドバックとしては現状DFエウシーニョがレギュラー格ですが、エウシーニョはちょいちょい欠場もしますのでバックアップできる本職の選手は必要だと思うのですが…退団となるとここも補強ポイントでしょう。

ともかく、この5シーズンの間、苦しみながらもチームを支えてくれた翔雅には感謝しかありません。次のチームでも活躍してもらいたいですし、なにより怪我無く過ごしてもらいたいと思います!

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