早いもので、来年にはもうFIFAワールドカップ・ロシア大会なんですね。御存知の通り、日本代表は8/31に予選1試合を残して本大会行きを決めました!
一方、その試合の対戦相手であり、グループB最大のライバルと見られていたオーストラリア代表は最終戦でタイ代表に2-1で勝利したものの、得失点差の関係で3位に。アジア・グループA3位のシリアとのプレーオフに回ることになりました。
その結果に嘆きのツイートをしているのがオーストラリア代表入りも噂されていたFWミッチェル・デュークです。
オーストラリアの試合のあとは明け方までサウジアラビアvs日本の試合を見ていたようで、その試合直後に以下のようなツイートを…。
Shocked ???? hard road ahead now for @Socceroos can't believe how tonight has played out ????????
— Mitchell Duke (@mitchduke8) 2017年9月5日
ごめんよ、デューク。日本代表も果敢に戦ったと思いますが、さすがに目標を達成したばかりのチームとこれから目標を達成しようとするチーム(サウジ)とのモチベーションというのは相当な差があると思います。
負けた日本に対して苦言を呈する人もいると思いますが、個人的には最少失点差の負けなら健闘したほうでは?と思っています。見てないけど…(えっ?)
話をオーストラリアに戻すと、タイ戦は試合開始直後からとにかく攻撃的に試合を進めチャンスを何度も生んでいましたが、引いて守るタイに手を焼き、シュートを打ってもなかなか入らず、試合が動いたのは69分になってからでした。
最近のオーストラリアはボールを細かくつないで攻撃を仕掛けるスタイルに変わっていましたが、先制点はクロスからのヘッドという以前からの特徴である高さを生かしたサッカーによるもの。
アジアの中でなら高さを生かしたサッカーでもよかったと思うんですがねえ…。
で、このゴールで気が楽になってケチャドバくるかな?と思いましたが、得失点差のためにゴールもっと決めたいオーストラリアの硬さは取れず。逆に残り10分を切ってタイ代表にきれいに1点を返されてしまう結果に。
しかし、その後にオーストラリアが執念でもう1点を奪い、結果的に2-1で勝利をしましたが、1点しか得失点差を詰められなかったためか、試合後のオーストラリアの選手に喜びはありませんでした。
逆にこの結果でサウジアラビアは少しは楽になったでしょう。1点差でも勝てばよかったのですから。
そんな試合を見て、デュークはもどかしかったと思います。本人もロシアの本大会出場を目指していますから、それがまさか予選でここまで苦しむことになるとは。
オーストラリアはシリアとのプレーオフを10月に戦いますが、シリアに勝てば終わりではありません。11月には中南米カリブ海4位との大陸間プレーオフも待っています。
オーストラリアにとっては西へ東へ大変な移動距離です。
プレーオフの段階になってデュークが代表に呼ばれるかというとその可能性は低いと思いますが、デュークの夢をかなえるためにもオーストラリア代表には是非本大会に進んでもらいたいと思います。
本人も一晩明けてからは前向きなツイートをしています。いつも前向きなデュークらしく、これからも可能性を信じてもらいたいですね。清水からロシアを目指そう!
I don't get anyone try to rub it in of our misfortune! I will always have a positive attitude/ belief for my country and so should all of u!
— Mitchell Duke (@mitchduke8) 2017年9月6日