J1第2節のジュビロ磐田戦でもゴールを決め、早くも昨シーズンのリーグゴール数に並んだ「無双状態」のMF鈴木唯人ですが、海外版のGoal.comでは「南野2.0」として唯人がスコットランド・ベルギーから興味を示されていることを報じています。
Minamino 2.0? Why Yuito Suzuki could be the next Japanese star to shine in Europe
https://www.goal.com/en-us/news/minamino-yuito-suzuki-next-japanese-star-europe/bltbae9651349479265
実際にどのクラブがということは出ていませんが、現在スコットランドとベルギーでは多くの日本人選手が活躍しており、日本人の若手に注目が集まるのは必然。
唯人については記事の中では以下のようなことが紹介されています。
- 日本代表に招集されており、試合には出場していないが南野拓実や久保建英と一緒にトレーニングを行った。
- ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)がアイドルであり、南野拓実と比較されている。
- 南野のように、鈴木は前線の攻撃的ポジションや攻撃的MFでプレー可能。セカンドストライカーのポジションが最適と考えられている。
- 「攻撃的ポジションであればどこでもプレーできるのが強み。相手のギャップでボールを受けて攻撃につなげることが求められている。」と語っている。
- 鈴木の代理人(エージェント)は南野と同じ。
現在、リバプールに所属する南野はセレッソ大阪で3シーズンを過ごしたあと、オーストリアのレッドブル・ザルツブルグへ移籍。その後、5シーズン半を過ごしたあとでリバプールへ移籍しています。
ちなみに南野がザルツブルグへ移籍したタイミングでC大阪はJ2に降格しており、才能のある若手として、移籍しやすい状況でもありました。
唯人の代理人(エージェント)はSARCLE。清水サポ的にはFW大前元紀やDF犬飼智也(当時)、三浦弦太、松原后らの他チームへの移籍で「お世話」になったエージェントです。他にも清水に在籍していた選手が多く契約しているエージェントです。
唯人は現在3年目でおそらく現在の契約期間は今シーズンまで。唯人ほどの選手が海外へ移籍することは逆に大歓迎ですが、契約満了時に移籍をする際には移籍金を取れませんので、クラブはしっかりと契約更新をしておいてもらわないといけませんね。
今のフロントであれば0円で移籍させるような間抜けなことはしないと思いますが、エージェントにうまいことやられないように注意が必要です。
早くも移籍の噂が立ち始めた唯人ですが、まずは今シーズンしっかりと活躍し、またAFC U-23アジアカップでも結果を残し、願わくばFIFAワールドカップ・カタール2022にも出場し、日本を代表する若手選手として欧州へ挑戦する権利を得てもらいたいです。
活躍次第ではスコットランドやベルギーと言わず、いきなり欧州の5大リーグへの挑戦もあるのではないでしょうか。