南米ペルー国籍で清水エスパルスユースに所属するDFノリエガ・エリックの来シーズントップ昇格が発表されました。昇格おめでとう！
ノリエガ エリック選手(エスパルスユース) 来季新加入内定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/43886/
清水エスパルスユースのノリエガ エリック選手が、来季(2020シーズン)に新加入することが内定しましたので、お知らせいたします。
ノリエガ エリック（Noriega Loret de Mola Erick Carlos）MF
【 出 身 地 】
ペルー【 生年月日 】
2001年10月22日【身長／体重】
182cm／77kg【 利 き 足 】
右【 選 手 歴 】
ALIANZA LIMA（ペルー） － 清水エスパルスユース(精華学園高校清水校3年在学中)【代表･選抜歴】
SBS杯国際ユースサッカー静岡選抜【 主な成績 】
2018年 日本クラブユースサッカー選手権U-18優勝
2018年 Jユースカップ 準優勝 ※11/14現在【コメント】
『来季トップチームに昇格することが決まり、素直に凄く嬉しい気持ちです。エスパルスユースに加入してから沢山の方々に助けていただいたこと、応援してくれたことに心から感謝しています。プロサッカー選手としてプレーするチャンスをいただいたので、日々努力し、エスパルスの勝利に貢献できる選手になっていきたいと思います』
先日、同じユースチームのFW川本梨誉がトップ昇格発表となった際にはエリックの名前がなく「昇格ダメだったのかな」と思いましたが、遅れはしたものの無事にユースから2人目の昇格となりました。
エリックは南米ペルー出身の両親のもと愛知県で生まれ、一時母国に戻っていた際にはペルーの強豪アリアンサ・リマのジュニアユースチームに所属。高校年代に入ってから再来日し、エスパルスユースでプレーしています。
日本語はまだまだといいますが、最近のインタビュー映像を見ているともう十分、普通に日本語で話していますので、言葉の問題はありませんね。
もともとはフォワードでしたが、高さや強さを兼ね備えていたことで3年次から本格的にセンターバックにコンバート。目標とする選手はリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクとのこと。
なお、帰化選手ではないため国籍はペルーのまま。そのため、契約上は外国籍選手となります。
以前は、日本で生まれて日本の高校を卒業していれば外国籍選手扱いではない(いわゆる在日枠)というものがあったのですが、2019シーズンからそのルールがなくなり、J1では外国籍選手5名までがベンチ入り可能(選手登録の制限はなし)に変更となっています。
来年の編成次第ですが、ベンチには5名まで外国籍選手が入れますので、エリックがルーキーイヤーからトップチーム出場することも決して難しい話ではないと思います。
センターバックの再編は必至の来シーズン、エリックがどこまで割って入れるか注目したいと思います。
参考：2019シーズン時点の外国籍選手に関するルール第 14 条〔外国籍選手〕(1) Ｊリーグ登録することができる外国籍選手の人数には、制限を設けないものとする。(2) 試合にエントリーすることができる外国籍選手の１チームあたりの上限は、以下の通りとする。Ｊ１：５名 Ｊ２・Ｊ３：４名(3) 以下に定める国の国籍を有する選手は、Ｊリーグ提携国枠の選手として、前２項に定める外国籍選手ではないものとみなす。タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・シンガポール・インドネシア・マレーシア・カタール
【追記】コメントを頂きました。JFAの「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」（2-9-1）によると在日枠はまだある模様です。以下の第14条はあくまでも「外国籍選手」の規定。
その前に以下の規定が適用される模様です。そのため、エリックはこちらに該当するかと。ただ、報道では「外国籍選手として登録」というものもありますので、はっきりわかりません。
また、FW鄭大世は朝鮮学校出身なのでおそらく該当しないと思いますが、実際どうなんでしょうね？
加盟チーム規則第１０条に該当する選手の登録
（１）日本で生まれ、次のいずれかに該当する選手は、日本国籍を有しない場合でも、外国籍選手とはみなさない。ただし、１チームにつき１名に限る。
イ．学校教育法第１条に定める学校において、教育基本法第５条に定める義務教育中の者又は義務教育を終了した者
ロ．学校教育法第１条に定める高等学校又は大学を卒業した者