怪我 選手

GK植草・杉山2人負傷の緊急事態!次節讃岐戦は高木和がリーグ戦デビューか?

J2リーグ戦、残り3試合。6連勝中と好調の清水ですが、ゴールキーパーが2人離脱するかもしれないという緊急事態に。

11/3の京都サンガ戦で出場した植草裕樹杉山力裕の両GKにアクシデントです。

<J2清水>GK杉山力、今季絶望 左膝を負傷(静岡新聞)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/spulse/topics/298537.html

J2清水のGK杉山力裕(29)が4日、静岡市内の病院で検査を受け、左膝内側側副靱帯(じんたい)の損傷が判明した。途中出場した3日の京都戦で負傷した。全治は6週間程度となる見通しで、今季の出場は絶望的となった。

京都戦前の練習でボールが頭部付近を直撃し、前半で交代したGK植草裕樹(34)も4日、静岡市内の病院で検査を受けた。6日の讃岐戦の出場は微妙な状況。

植草は試合前練習中にピッチ内の端の方でアダウトGKコーチと会話をしていたところに、クロス練習をしていた選手の蹴ったボールが頭部にヒット。クロスはコーナー付近から放たれたため、ピッチ内にいた植草からは死角となり、まったく気づくことなくボールが当たってしまったと思われます。

しばらくピッチに仰向けで横たわったあとで立ち上がりベンチ裏に戻っていきましたが、前半のプレーは明らかにおかしく、ゴールキックが何度もタッチラインを割り、いつものようなコーチングの声もあまり聞こえなかったと思います。

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結果的に、前半を追えてリッキーへ交代。そのリッキーは西日を浴びながらも京都の猛攻に耐え、ファインセーブを連発していましたが、後半アディショナルタイムにフリーキックをセーブしにいった際に膝を負傷。その後もゴールを守り続けましたが、ラストプレーで京都の長身FWキロスにヘディングでゴールを決められ失点を喫しました。

リッキーは地面を叩いて悔しがっていましたが、おそらく足の痛みで飛べなかったのだと思いますし、どちらかといえばキロスのマークを外した守備陣に反省をしてもらいたいところです。

結果的にリッキーは靭帯損傷でリーグ戦に関しては今期絶望の模様。植草の状態も微妙です。

過密日程の中、次節カマタマーレ讃岐戦は明日にはやってきますが、GK高木和徹に出場の機会が回ってきそうです。

【清水】高木和がリーグ初先発へ、GKケガ人続出「準備出来ている」(スポーツ報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20161105-OHT1T50004.html

 J2清水は4日、讃岐戦(6日午後1時・ピカスタ)に向けて三保で非公開練習した。下部組織からトップ昇格して3年目GK高木和徹(21)にスタメンの可能性が浮上した。JリーグU―22選抜でJ3で出場したが、清水でのリーグ戦出場は初となる。

前日3日の京都戦で、GK2人がアクシデントに襲われた。GK植草裕樹(34)が練習前にボールが頭部を直撃、強行出場したが前半で交代。後半から起用されたGK杉山力裕(29)は試合中に左ひざを負傷し、今季は絶望的だ。植草は、この日、病院で検査。小林伸二監督(56)は「耳の打撲」と話し、5日の様子を見てからの判断になるが、出場は微妙な状況だ。

9月22日の天皇杯3回戦・大分戦ではGK杉山力が当日に体調不良。急きょ、巡ってきた清水での公式戦初先発に無失点で応えた高木和に再びチャンスが回ってきそうだ。「こういう時に活躍してこそプロ選手」シュートへの反応はチームトップ級で「準備は出来ている」と出番を待っている。

リーグ戦も残り3試合。「引き分けも許されない。出たら、連勝を止めないようにしたい」6連勝の勢いそのまま若き守護神がゴールを守る。

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高木和は清水ユースから昇格して3年目、今シーズン急成長を見せたMF金子翔太と同郷・同期入団です。同期の活躍をいちばん近くで見てきた高木和にとっては出番があれば燃えるものがあるはず。

今シーズンは既に天皇杯で出番を得て清水でのプロデビューを果たしており、その時の経験が活かされるでしょうし、今はディフェンスラインも安定しておりGKとしては心強いはず。

ディフェンスリーダーのDF角田誠を中心として守備陣みんなで残留争いをしている讃岐の攻撃を抑え、この難局を乗り越えて欲しいと思います。

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