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ブラジル1部リーグ・フォルタレーザからブラジル人MFヤゴ・ピカチュウを獲得 「ゼ リカルド監督とともに闘えることも大変嬉しい」

先日から噂されていたブラジル1部リーグ(セリエA)・フォルタレーザMFヤゴ・ピカチュウ獲得が正式に発表されました。

ピカチュウ、ゲットだぜ!

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ヤゴ ピカチュウ選手(フォルタレーザEC) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/49914

このたび、フォルタレーザEC(ブラジル)のヤゴ ピカチュウ選手が、完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。

なお、来日後、メディカルチェックを経て正式契約となります。

ヤゴ ピカチュウ (Yago PIKACHU) MF 27

【 出身地 】
ブラジル

【 生年月日 】
1992年6月5日

【身長/体重】
169cm/63kg

【利き足】

【選手歴】
パイサンドゥSC(ブラジル/2012)
- CRヴァスコ・ダ・ガマ(ブラジル/2016)
- フォルタレーザEC(ブラジル/2021)

【2022成績】
ブラジル1部リーグ(14試合/4得点)、コパ・ド・ブラジル(4試合/3得点)、コパ・リベルタドーレス(8試合/2得点)、コパ・ド・ノルデスチ(12試合/4得点)、カンピオナート・セアレンセ(6試合/4得点)

【通算成績】
ブラジル1部リーグ(173試合/30得点)、ブラジル2部リーグ(97試合/21得点)

※主要リーグ

【コメント】
『清水エスパルスでプレーするチャンスをいただき、とても幸せです。私にとってゼ リカルド監督とともに闘えることも大変嬉しいことです。期待に応えられるよう頑張ります。サポーターの皆さん、まもなくお会いできるのを楽しみにしています!』

 


 

ピカチュウは2012シーズンに2部のパイサンドゥでプロデビューをすると、2016シーズンには当時2部だったヴァスコ・ダ・ガマへ移籍。

2017シーズンに1部に復帰し、そこから1年間、ゼ・リカルド監督のもとプレーしました。

ヴァスコ・ダ・ガマには2020シーズンまで在籍し、2021シーズンからはフォルタレーザへ。なお、ゼ・リカルド監督もフォルタレーザで監督経験はありますが、在籍時期は重なっていません。

そしてフォルタレーザを今月退団し、清水へ完全移籍となりました。

ブラジル人選手というと、若い頃からローン移籍を含めていろいろとクラブを転々とする選手が多い印象ですが、ピカチュウはブラジルでのプロ経験は3クラブのみ。

フォルタレーザは1年ほどの在籍でしたが、パイサンドゥ、ヴァスコには長い期間在籍しています。

 

そして、過去のデータを見るといずれのシーズンも大きな欠場期間はなく、主力としてコンスタントに出場している印象。

今シーズンもここまでセリエA、コパ・ド・ブラジル、コパ・リベルタドーレスといった主要大会に先発出場を続けていました。

伝えられるところに寄ると移籍金1億円、年俸2億円とも言われていますが、それくらいの価値はある選手なのかもしれませんし、それくらい出すので移籍もできたのかもしれません。

利き足は右足でポジションは右サイドならどこでもできるようですが、基本的には右サイドハーフが最近の主戦場の模様。

となると、西澤健太中山克広らがポジションを争うことになりますね。

徐々にゼ・リカルド監督の戦術が浸透してきたエスパルスにピカチュウが加わることで、更にリカルド色が強くなるでしょう。

フォーメーションも柔軟に変えてくる監督ですし、5人の交代枠を使って1試合を通じて魅力的なサッカーを展開してもらいたいと思います。

 

ところで、ピカチュウは本名ではなく、ニックネーム。

グライビソン・ヤーゴ・ソウザ・リスボアが本名で、小柄で俊敏性のあるプレースタイルからピカチュウと言われ始めたとのこと。

発表前から登録名についてはサポーターの中でもどうなるのか話題になっていましたが、無事ブラジル時代と同じピカチュウに落ち着いたようです。

「ピカチュウ」は京都サンガのスポンサーである任天堂によって商標登録がされています。ピカチュウで選手登録されても「ピカチュウグッズ」というグッズの売り方はできないかもしれません。

そのあたりは問題にならないよう、クラブがしっかり対応してもらいたいと思います。

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