なかなか動きがなかった今シーズンオフの選手契約状況ですが、徐々に発表が始まっています。
GK高木和徹が東京ヴェルディに完全移籍することが発表されました。
高木和 徹選手 東京ヴェルディへ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/48646
このたび、V・ファーレン長崎へ期限付き移籍しておりました高木和徹選手が、東京ヴェルディへ完全移籍することが決定しましたので、お知らせいたします。
高木和 徹 (Toru TAKAGIWA) GK
【 出身地 】
栃木県【 生年月日 】
1995年4月15日【身長/体重】
185cm/80kg【選手歴】
野木SSS(野木町立新橋小学校)
- 野木町立第二中学校
- ヴェルディサッカースクール小山(野木町立第二中学校)
- 清水エスパルスユース(静岡サレジオ高校)
- 清水エスパルス(2014)
- ジェフユナイテッド千葉(2018.3月※期限付き移籍)
- 清水エスパルス(2019)
- V・ファーレン長崎(2020※期限付き移籍)【2021成績】
J2リーグ(2試合/0得点)、天皇杯(3試合/0得点)【通算成績】
J1リーグ(0試合/0得点)、J2リーグ(21試合/0得点)、J3リーグ(14試合/0得点)、リーグカップ(2試合/0得点)、天皇杯(9試合/0得点)【コメント】
『ユース時代と期限付き移籍を含めると11年という長い間お世話になりました!清水のスタジアムの雰囲気は本当に最高でした!チームは変わりますが、皆さんに成長した姿を見せられるように頑張っていきます!陰ながら応援してくれたら嬉しいです。本当にありがとうございました』
高木和は2014シーズンにエスパルスユースからトップチームに昇格。
清水ではリーグ戦出場は叶わなかったものの、プロ3年目の16シーズンと17シーズンに天皇杯、ルヴァンカップに出場。
プロとしての試合出場経験は浅いながらも、出場すれば非常にいいプレーを見せていました。
高木和が入団した当時は清水のGKはなかなか選手が固定できず、個人的には先を見据えて高木和をリーグ戦の先発で使ってみてもいいのでは?と思っていたくらいですが、2017シーズンに清水がJ1に復帰すると新加入のGK六反勇治がガッチリとレギュラーの座を確保。高木和のチャンスがしぼんでしまいました。
その後は、2018シーズン途中からジェフ千葉に期限付き移籍。清水に復帰した2019シーズンを挟んで、2020シーズンにはJ2に降格したV・ファーレン長崎に期限付き移籍。
手倉森誠監督のもとシーズンの約半分にあたる19試合に先発し、ついにリーグ戦デビューをし、経験を積みます。
引き続き長崎にレンタルで残った今シーズンは長崎の監督が変わった影響もあり、2試合の出場にとどまりましたが、この長崎での2シーズンで出場を重ねました。
そして今回、おそらく契約満了によって東京ヴェルディへの移籍が決定したものと思われます。
ゴールキーパーは息の長いポジションですから、また清水に戻ってくることがあるかも?経験を積んでいい結果を残してもらいたいと思います!
また、ゴールキーパー関係ではユースチームの羽田敬介GKコーチが愛媛FCのゴールキーパコーチに就任することに。
羽田コーチは選手時代、清水でデビューして愛媛で引退。コーチとしては2008シーズンから清水でトップチーム・ユースチームのコーチを長年勤めてきました。
今回、残念ながらJ3に降格した愛媛ですが、出身地の愛媛に戻るということで羽田コーチも並々ならぬ決意があると思います。
いいゴールキーパーを育成して、愛媛のJ2昇格を達成してもらいたいと思います!