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どうなるレギュラー争い?サガン鳥栖からGK大久保択生を獲得 「皆さんと一緒に勝ちロコができるように全力で頑張りたい」

夏の補強4人目が発表。サガン鳥栖からGK大久保択生(おおくぼ・たくお)が完全移籍で加入することになりました。ようこそ清水へ!

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大久保択生選手(サガン鳥栖) 完全移籍にて加入決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/43140/

このたび、サガン鳥栖の大久保択生選手が、完全移籍にて加入することが決定しましたので、お知らせいたします。

大久保 択生 (Takuo OKUBO) GK 39

【 出 身 地 】
東京都

【 生年月日 】
1989年9月18日

【身長/体重】
190cm/92kg

【利き足】

【 選 手 歴 】
帝京中 - 帝京高校 - 横浜FC(2008) - ジェフユナイテッド市原・千葉(2011)
- V・ファーレン長崎(2014) - FC東京(2017)  - サガン鳥栖(2019)

【代表歴】
U-18・20日本代表

【 2019成績 】
J1リーグ(10試合/0得点)、リーグカップ(0試合/0得点)、天皇杯(1試合/0得点)

【 通算成績 】
J1リーグ(20試合/0得点)、J2リーグ(136試合/0得点)、J3リーグ(10試合/0得点)、リーグカップ(5試合/0得点)、
天皇杯(12試合/0得点)

【コメント】
『このたび、清水エスパルスに加入することになりました、大久保択生です。清水エスパルスという歴史ある素晴らしいクラブの一員として、またサッカー王国であるこの清水という地でプレー出来ることを嬉しく思います。1日でも早くIAIスタジアム日本平でプレーし、皆さんと一緒に勝ちロコができるように全力で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします』

※今後、メディカルチェックを経て、正式契約となります。

清水のキーパー事情については昨日、今シーズン途中までのレギュラーGK六反勇治がオーバートレーニング症候群であることが明らかになったことで、試合に出場できる選手が3人になっていました。

残りシーズンを考えるとリーグ戦・天皇杯とまだ先はありますし、これ以上の怪我人が発生することも考えて4人はキーパーを確保しておきたいところ。

六反の復帰が未定であることを考えると補強の必要が話題になっていました。

 

そこに本日朝の一部報道で、鳥栖で今シーズン出場を続けていた大久保を獲得するという情報がまさに飛び込んできたわけですが、それが現実のものとなりました。

大久保は昨日まで鳥栖で試合に出ていたのですが、いつの段階でオファーをしていたのでしょうか。

篠田善之監督と大久保はFC東京時代の師弟関係にあるとはいえ、現在、残留を争う鳥栖から大久保を引き抜く形になったわけで…清水もしたたかになりましたね。

 

大久保はJ2中心ではありますが、100試合以上に出場している経験豊富な選手。

何度か見た印象では190センチ・92キロと大柄にも関わらず、俊敏で反応がよく、またプレーに気合がみなぎっている、そんな印象の選手です。

なんとなく日本人離れしているというか、外国のパワー系GKのような印象ですね。

 

そして気になるのはGKの序列です。

現在GKのレギュラーである西部洋平、控えメンバーである高木和徹に割って入ると思われますが、いきなりレギュラーを奪取するのか、それとも高木和とのベンチ争いになるのか。

シーズン中ですから大きくは変えないと思いますが、センターバックにこちらも東京時代の教え子であるDF吉本一謙を獲得しており、吉本と大久保を同時に起用しても不思議ではありません。となるといきなりの大久保先発も考えられます。

横浜戦ではディフェンス陣が身体を張って久々の無失点に抑えました。選手間の競争が守備の強化に結び付くなら歓迎です。チーム内でよい競争を勝ち残って、試合での活躍を期待したいと思います。

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