10/12にパナマ代表と新潟で、10/16にウルグアイ代表と埼玉で戦う日本代表にFW北川航也が追加招集されました!
今シーズン、プロ4年目で初のリーグ戦2桁ゴール(10/7時点で11)を達成した航也ですが、その翌日に本当に嬉しいニュースとなりました。
清水エスパルスからの日本代表(フル代表)選出は、当時のGK山本海人(現在横浜FC)が2012年に招集されて以来ということで、6年ぶりになります。
なお、今回は10/7のリーグ戦で負傷した川崎フロンターレのFW小林悠の代表辞退によるもの。悠様お大事に…。
北川 航也選手 日本代表(キリンチャレンジカップ2018)メンバー選出のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41105/
このたび、清水エスパルスの北川航也選手が、日本サッカー協会より発表された、キリンチャレンジカップ2018(10/12パナマ代表戦@新潟、10/16ウルグアイ代表戦@埼玉)の日本代表メンバーに追加選出されましたので、お知らせいたします。
なお、北川航也選手は日本代表初選出となります。北川 航也 (Koya KITAGAWA) FW 23
【コメント】
『これまで良い時も悪い時も、支えてくれた方々に感謝の気持ちを持って頑張ってきます。また、エスパルスから1人でも多くの選手が代表に選ばれるように、1つでも多くのことを学んでチームに還元できればと思います。応援よろしくお願いします』
航也は清水ユース時代からチームのエースとして活躍し、2015シーズンにユースからトップ昇格。昇格1年目に最終戦のヴァンフォーレ甲府戦でJ1で初ゴール決めています。
2016シーズンにチームはJ2に降格しましたが、新しく就任した小林伸二監督のもと起用が増え、途中出場が多いシーズンだったものの9ゴールをマーク。
J1に復帰した2017シーズンは当初ベンチスタートが多かったものの、夏にFW鄭大世が負傷離脱をしてからは先発起用が増加。初先発のセレッソ大阪で2ゴールを決めたり、最終節のヴィッセル神戸戦では直接FKを決めたり、シーズンを通じて5ゴールという数字でしたが徐々にエースとしての地位を掴みます。
そして4シーズン目となる今シーズンはヤン・ヨンソン監督の元、現時点で24試合に先発。夏場以降は新加入のFWドウグラスとツートップを形成し、お互いに使い使われる関係が機能しゴール数を増やしています。
今シーズンは9試合で11ゴールを決めていますが、そのうち8試合で清水は勝利を収めています。航也の活躍がチームの成績に直結する、まさにエースにふさわしい活躍を見せています。
ただ本人がコメントでも「良い時も悪い時も」と言う通り、決してここまで順調だったわけではないのは確かです。
上述の通り先発の座を掴むまでは決して楽な道のりではありませんでしたし、昨シーズン後半の残留争い中はゴールが奪えないことに対してサポーターからのきついプレッシャーもありました。
また、今シーズンも中断明け後に9試合ゴールから遠ざかることもありました。
しかしそのような中でも常に真摯にサッカーに打ち込み、謙虚に、チームのためにプレーを続けてきたことで、ここ3試合で4得点とまた再びゴールを量産し、日本代表に招集されるまでに至りました。
ちなみに清水の23番といえば日本代表FW岡崎慎司が付けていた出世ナンバー。それゆえに清水サポーターにとっては航也にも岡崎のように日本を代表する選手になってほしいという大きな期待が寄せられています。
その岡崎と航也の成績を比較すると、実は同じプロ4年目に初めて2桁ゴールを達成しています。また、岡崎もA代表デビューはプロ4年目。そう考えると…航也の今後の活躍を期待せずにはいられません。
日本代表は9月の招集時にはJリーグの選手を中心に招集したものの、今回は海外クラブからも選手を招集し、徐々にベストなチームを作る段階に入っています。
その中で航也が選出されたことは大きな意味があります。まずは2試合で少しでもインパクトを残してほしいですね。もちろんチャンスさえあればゴールも!
日本代表は11月にも国内で試合を行い、1月にはUAEでAFCアジアカップが開催されます。継続して招集されるよう、リーグ戦の残り試合でも活躍を期待します。