本日発表された日本代表「森保ジャパン」の初陣メンバーへ清水選手のサプライズ選出を期待していましたが残念ながら叶わず「やっぱだめか…」と思っていたところに思いもよらなかった朗報が!
FWミッチェル・デュークがトルコで行われるオーストラリア代表のキャンプメンバーに選出されました!おめでとう!(T_T)
ミッチェル デューク選手 オーストラリア代表(トルコキャンプ9/4~10) メンバー選出のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/40822/
このたび、清水エスパルスのミッチェル デューク選手が、オーストラリアサッカー協会より発表されたオーストラリア代表トルコキャンプ(9/4~10)メンバーに選出されましたので、お知らせいたします。
ミッチェル デューク (Mitchell DUKE) FW19
【出身地】
オーストラリア【生年月日】
1991年1月18日【身長/体重】
186cm/84kg【選手歴】
セントラルコースト・マリナーズFC - ブラックタウンシティ・デーモンズ
- セントラルコースト・マリナーズFC - 清水エスパルス【代表歴】
オーストラリア代表【今季成績】
J1リーグ(19試合/0得点)、ルヴァンカップ(4試合/1得点)、天皇杯(1試合/0得点)【通算成績】
J1リーグ(79試合/2得点)、J2リーグ(7試合/1得点)、ルヴァンカップ(13試合/1得点)、天皇杯(4試合/1得点)【コメント】
『今回、代表に選出された事は良い意味で驚きでした。前回呼ばれたのが5年前なので遠い昔のように感じています。プレミアリーグやブンデスリーガなど、ヨーロッパの最高のリーグでプレーしている選手が多く呼ばれているので、そういった質の高い選手と共に合宿に参加できる事にワクワクしています。日本で4年間やってきた事をしっかりと出せるように頑張りたいと思います』
ちなみに、全選出メンバーはこちら。一応フォワード登録です。
Jリーグからは名古屋グランパスのGKミチェル・ランゲラックも選ばれています。
Here is Graham Arnold's squad for his first #GoSocceroos training camp.
Details: https://t.co/MnK5U2oRmR pic.twitter.com/L3FK0ED0wE
— Caltex Socceroos (@Socceroos) 2018年8月29日
今回は試合はなくキャンプのみということですので「代表候補」的な扱いだと思いますが、オーストラリアもワールドカップを終えて日本同様に監督が変わる中で、その最初のメンバーに選ばれたことは非常に意義深いことだと思います。
その新しい指揮官であるグラハム・アーノルド監督はベガルタ仙台の元監督(2014)でもありますが、デュークにとっては清水に移籍する前に所属していたセントラルコースト・マリナーズ時代の監督でもあります。
アーノルド監督の元でデュークは頭角を現し、当時の代表にも選ばれる選手に育っていったのです。日本風に言えば「アーノルド・チルドレン」。
アーノルド監督が代表監督に就任した今回、最初のメンバーにデュークが選ばれたのはそういう縁もあったのだと思います。
ちなみに、昨年までオーストラリア代表の監督を努めていたのが、現在横浜F・マリノスで指揮を執るアンジェ・ポステコグルー監督ですが、以前のインタビューでデュークは「ポステコグルー監督にはJリーグでのプレーを全然見てもらっていなかった」とコメントしていました。
誰が監督なのか、というのも代表に選ばれるのには重要ですね。
しかし選出されたのはもちろん縁だけではないでしょう。
今シーズンはチーム内の競争や外国人枠の問題で常にプレーの機会があるわけではありませんが、ピッチにいる時にはチームで彼しかできない印象的なプレーを見せてくれています。
2016年の大怪我から復帰後、ここまでエスパルスで頑張ってきた結果、このような代表復帰への道が開かれたのです。
実際に試合に出るにはここからまた競争が待っていますが、代表でも印象的なプレーを見せてアピールしてほしいと思います。
なお、オーストラリア代表は11月にホームで韓国戦(17日・シドニー)、レバノン戦(20日・ブリスベン)がありますので、まずはそこを目指すことになります。