5/31のFC東京戦で味方のDFカヌと空中で頭同志が接触して負傷していたFW鄭大世ですが、病院での診断の結果「脳しんとう」であることがわかりました。
写真は日刊スポーツさんより
鄭大世選手は脳振とうと診断されました。1日、クラブハウスに姿を見せ、取材に応じています。詳細は2日の紙面でお知らせします。
— 日刊スポーツ静岡支局 (@NikkanShizuoka) 2017年6月1日
テセはFC東京戦の後半、宙に浮いたボールを頭で繋ぎに行きましたが、カヌも同じくボールにチャレンジしており、両者の頭が空中で接触していました。
カヌは幸いその後もプレー続行が可能でしたが、テセは空中での接触、また地面に落ちたときにも頭を強打しており、それらの影響で脳しんとうという事になったと思われます。
ただし、テセは翌日には三保のクラブハウスを訪れており、また朝にはTwitterで趣味のエゴサーチにも勤しんでおり(笑)、大事には至らなかったようで何よりです。
サッカー選手が脳しんとうを起こした場合、日本サッカー協会が示しているプログラムに則って復帰をすすめることになります。
競技中、選手に脳振盪の疑いが生じた場合の対応【サッカー日本代表、Jリーグ対象】(JFA公式)
http://www.jfa.jp/football_family/medical/b10.html
昨日は休養ということでステージ1。各ステージは最低でも1日を要するということなので、復帰までは最低でも6日は必要になるということですね。
よく「復帰まで1週間必要」というのはそういうことなのだと思います。
ということで、週末のJ1リーグ戦であるFC東京戦への欠場は確実。幸い、その後1週間リーグ戦が開きますので、休養を十分取って6/17のアウェイ・セレッソ大阪戦に臨むことができそうです。
チームにとってエースの離脱はピンチです。しかし、昨シーズンも同じようなことがありました。ピンチはチャンスです。昨シーズンはエースの離脱をきっかけにチームの意識が高まり結果としていい方向に流れが代わりました。
テセの離脱は長期にはならないはずですが、次節不在のなか、出場する選手がどのような活躍をしてくれるのか注目です。
前の試合でゴールを決めたFW北川航也をはじめ、ミッチェル・デューク、金子翔太、長谷川悠らが代役候補だと思われます。
チームの為にも、もちろんチャンスを与えられた選手自身のためにもリーグ戦でのホーム初勝利に向けて奮起を期待します!