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LOCO!エスパルス(7/28)小林伸二監督インタビュー文字起こし

テレビ静岡で久しぶりに深夜放送されたクラブ公式応援番組「LOCO!エスパルス」

小林伸二監督と離脱中のFW大前元紀のインタビューが放送されましたので、文字に起こしました。

まずは小林伸二監督のインタビューから。インタビューは東京ヴェルディ戦のあとで行われたそうです。

koba1

9試合負けなしの結果についての評価は?

点取り屋の大前元紀が怪我したことがひとつ。みんながゲームに絡んで点を取らなくてはいけなくなったというのが出てきたと思います。

テセと元紀の二枚看板が前にいるというところで若い選手がなかなか...というところでいくと、元紀が怪我をしたのはストライカーとしてはチームには厳しいんですけれど、その分金子、石毛、航也という若い選手が
頑張ってくれているのはすごくチームにとってはいい材料になったと思います。

プラス白崎が目覚めましたね

そうですね。シラはシーズン初めから期待をしていたんですね。怪我をして少し出遅れたんですけれど、サイドハーフとしては攻撃から守備への切り替えが一番早いんですよね。

それと合わせて、昨日もそうですけれど河井と枝村のアングルが変わるパスが多かったと思うんですね。あそこが大きなポイントになると思います。

目立っていないんですけれど、相手のバランスを崩すのに角度が変わるので、ディフェンダー、守備の目線が変わるんですね。

そういうことが行われつつサイドバックを枝村が使ったり、逆にシラにボールが通ったり、金子の逆サイドに通ったってところで行くと、攻撃にバリエーションが増えてきたのは事実だと思います。

ただ、勝ち切れない。

そうですね。9戦でも5勝4分ですか。ですからもう少し勝率が上がってもいいんです。2連勝しかしていなくて、3連勝、4連勝に行かないんですね。

点を取れているんですけれどちょっと脆さがあるんですよね。球際が甘かったりとか、岡山戦もそうですし、愛媛戦もそうですし、先行していて追いつかれる時ってペナルティの中というよりちょっと外での対応が甘くてやられている。

koba2

でもそういうのが言ったところでわからないんですよね。一回痛い目に遭わないと。ただそれって一回どこかの際(きわ)で来ますから。

もっと際のところで来てしまうと崩れてしまうので、こういう経験だったり、昨日(東京V戦)みたいな経験って、いい状態で悔しいと思うんですね。

でもここはぐっとくらえて次のゲームにどうぶつけるかが大事で、切り替えて夏を乗り切りたいと思います。

新戦力をどう使うか?

正直いって練習試合が少ないんですね、連戦で。8/1にするだけで。その試合で3人が揃うんですね。特に後ろの選手、両サイドバックがいるので、難しいんですね。

長谷川については少しポイント的に使うってことが出来ますので。

後ろの選手のキムだったり二見はどういうふうに機能させるかってことと合わせて、来たことによってポジション的に競争がありますし、来た選手を使う必要もないし、今までいる選手が頑張ればそれで済むことですから。

要は層が厚くなるっていう風に考えてもらえばいいと思います。

勝ち点の目標は?

2008年の山形の時は25試合終えた時点で勝ち点が41。終わった時点で78。と言うことは、今のところ山形がJ1に昇格した数字のレールに乗っているような感じがするんですけれど。

難しいですね。数字でだいたい試合数の2倍だったら優勝(勝ち点84)というくらいになりますけれど、今この例年というのは混戦なんですよね。

ですからなかなか抜け切らないというのと、抜けきったようなところで最後崩れたりっていうくらいに、J2というのは力の差が拮抗していると思うんですよね。

当然自動昇格、あくまでも自動昇格を目指していますよね?

koba3

(苦笑)あの~。大変ですよ。あの~、なんていうんですかね。プレーオフは。

だって、あの空間の中に勝ちと負けとあるわけじゃないですか。

もうほんとこれで上がらなかったらゾッとするような。あれは二度としたくないですね。

じゃあ二度としないようにしましょうか。

はい、そこ(自動昇格)ですよ。まだ18試合あるわけですから、そこに向いていくというのは絶対ですよ。

いい位置につけているとは思うんですよね。欲張っていない。

やっとここに来たっていいますけれど、したたかに上を見つつというポジションにあるんですけれどね。

昨日(勝ち点を)取っていると違うんだけどなあ...。またすぐに試合が来ると思うんですよね。早くリカバリーして、勝つことが大事になります。

 

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