1月以降発表の移籍選手についてまとめます。
続いては退団選手についてです。
DF犬飼智也 (鹿島アントラーズ)
今シーズン最大の損失が犬飼の流出でしょう。移籍金が入るそうですが…。
犬飼については別記事にします。
DFカヌ (スパンブリーFC)
昨シーズン加入したDFカヌは1年で退団となり、タイのスパンブリーFCに移籍することになりました。
カヌ選手 スパンブリーFC(タイ)へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38878/
【カヌ選手コメント】
『昨シーズン、清水エスパルスでプレーできたことに感謝しています。私たちにとって本当に厳しいシーズンでした。自分のキャリアでも一番大きなチャレンジでしたが、その中でプロとしてできることをしました。清水エスパルスのフロントスタッフ、チームスタッフ、選手の皆さん本当にありがとうございました。そしてサポーターの皆さん、最後の最後まで応援してくれてありがとうございます。皆さんのおかげでサッカー選手として、人間として成長できたと思います。昨シーズンよりも2018年シーズンがもっと良いシーズンになるように応援しています。1年間ありがとうございました』
ルヴァンカップの他、リーグ戦では夏に犬飼が怪我で離脱した時期に先発として出場をしました。
高さを活かしたハイボールの跳ね返しに力を発揮し、堅守に貢献しましたが、速いテンポで仕掛けてくる相手には足元の弱さを露呈したり、外国人ということもあり言葉のハンディもあってコミュニケーション不足による守備ラインの乱れがあったりで失点を重ねる場面も多く、終盤では出番が限られました。
今回は永年活躍していたタイリーグに戻るということで、改めてタイでの活躍に期待したいと思います。
DFビョン・ジュンボン (ヴァンフォーレ甲府)
2016シーズンに加入したジュンボンは昨シーズン途中からツエーゲン金沢に期限付き移籍していましたが、今シーズンからJ1再昇格を目指すヴァンフォーレ甲府に完全移籍することになりました。
ビョン ジュンボン選手 ヴァンフォーレ甲府へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38842/
【ビョン ジュンボン選手コメント】
『清水エスパルスでは1年半の間に良い経験を積むことができました。また、良い思い出も作ることができました。今まで応援していただきましたサポーターの皆さまへ感謝申し上げます。僕はこれからも清水エスパルスのことを応援しています』
2016シーズンはJ2清水で17試合に出場。中でもホーム水戸ホーリーホック戦で見せた逆転決勝ゴールはお見事でした。
昨シーズン清水ではルヴァンカップ4試合に出場していましたが、なんとなく以前よりもプレーにキレがなさそうな印象を受けました。
J2では実績を積んでいますので、今シーズンは甲府で活躍できるよう応援したいと思います!
DFキム・ボムヨン (水原FC)
2016シーズンに加入したボムヨンも昨シーズン途中からジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍していましたが、今シーズンから母国韓国の2部水原FCに完全移籍することになりました。
キム ボムヨン選手 水原FC(韓国)へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38845/
【キム ボムヨン選手コメント】
『こんにちは、キム ボムヨンです。エスパルスサポーターの皆さまと共に過ごした時間は、長くはなかったですが、とても意味のある時でした。いつも大きな声援を送っていただき、力を貰えました。皆さまの応援や期待に応えられるだけの活躍ができなかったことは非常に残念です。いつか再び機会があるとしたら、エスパルスと共に戦いたいです。今回、韓国へ帰ることになりましたが、遠くからでも、いつもエスパルスを応援しています!頑張ってください!』
ボムヨンの退団は千葉のホームページでは昨年中に発表され、本人も「韓国に戻る」と伝えていましたので周知の事実でしたが、清水からの発表は年明けでした。
水原といえば強豪水原三星が有名ですが、水原FCはそれとは別にあるクラブだそうです。
昨シーズン36試合出場した千葉からも残留要請はあったようですが、韓国での兵役の関係もあるようで、帰国せざるを得なかった模様。
山形・広島・清水・千葉とJリーグで経験を積み、言葉も問題ありませんから、また将来Jリーグに戻ってきてくれるかもしれません。
それにしても、マジはまじ。
5年間ありがとうございました???? pic.twitter.com/yZhOdTyCvu
— 김범용(キムボムヨン) (@LionelBBum) 2017年12月18日
DF福村貴幸 (FC岐阜)
昨シーズンから岐阜に期限付き移籍していた福村はそのまま完全移籍となりました。
福村貴幸選手 FC岐阜へ完全移籍決定のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38831/
【福村貴幸選手コメント】
『2年間ありがとうございました。最高のファン・サポーターに支えられた2年間でした。静岡では多くの人に出会い、喜び、悲しみ、楽しみ、笑い、色んなことを経験しました。凄く濃い2年間でした。皆さん、ありがとうございました』
福ちゃんは2015シーズンが始まってから3月に京都サンガから清水に期限付き移籍。当初は左サイドバックとして先発を重ねていました。
ところが、チーム成績が上向かない中で当時の大榎克己監督が3バックへのフォーメーションチェンジで勝負をかけた際にセンターバックの中央として守備の統率を任されることになりましたが、あえなく失敗に終わり、結果としてシーズン中の大榎監督退任後はほとんど出場機会を得ることが出来ませんでした。
完全移籍した2016シーズンは当初先発を重ねていましたが、シーズン途中からはDF松原后の台頭でポジションを明け渡し、13試合の出場。
しかし、2017シーズンに岐阜に期限付き移籍すると、京都時代も師弟関係にあった大木武監督のもとで全試合に先発し、1ゴールを決めるなど完全に復活。そして今回岐阜への完全移籍となりました。
清水では、2015シーズンのアンラッキーな役回りが印象的ですが、環境さえ合えばまだまだやれるということを示してくれた選手。
今シーズンも岐阜で活躍してくれると思いますし、さらにチームを上位に押し上げる存在になるよう期待します!
MF光崎伸 (契約満了)
2016シーズンに入団した光崎ですが、契約満了に伴い退団となります。
光崎 伸選手 契約満了のお知らせ(清水公式)
https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/38882/
光崎は2016シーズンに入団したものの、4月にオーバートレーニング症候群と診断され、その後チームを離れて療養に入っていた模様です。
2017シーズンは契約が残っていたためにそのままチームに留まりましたが、今シーズンは契約の更新はされず、退団となりました。
ずっと気になっていただけに、このような形で退団となったことはとても残念です。おそらくプロに入って頑張りすぎたんでしょうね。
現状は不明ですが、まずは健康を取り戻し、楽しんでサッカーが出来る生活が送れるようになってもらいたいと思います。
サッカーに限らず、他の多くのスポーツ選手にもこういったことが起こらないよう、祈りたいと思います。