本日の静岡新聞によると、2019シーズンの清水はJリーグが始まって以来、背番号10の選手がいなくなる可能性があるそうです。
背番号「10」今季空席? J1清水、白崎の後任選び難航(静岡新聞)
http://www.at-s.com/sports/article/shizuoka/spulse/topics/586533.html
J1清水の背番号10が今季、空き番号となる可能性が出てきた。2017年から2年間背負ったMF白崎凌兵がJ1鹿島へ移籍し、後任選びが難航している。チームの象徴的存在の背番号10が不在のまま始動すればクラブ史上初となる。
清水の背番号10は固定背番号制となった1997年以降、6人が背負った。「ミスターエスパルス」と称された沢登正朗(現常葉大サッカー部監督)が現役引退するまで9年間付けたほか、藤本淳吾(J1G大阪)、小林大悟(ラスベガス・ライツFC)、河井陽介(清水)、大前元紀(J2大宮)が引き継いだ。しかし、白崎を含め4人が背番号10の時にチームを離れる事態となっている。
白崎の移籍決定を受け、クラブ幹部は主力選手にエースナンバーの継承を打診したが、現状の番号を希望したという。J2柏に移籍したFW村田和哉の背番号11を引き継ぐ選手も未定のままだ。
昨シーズンまで10番を背負っていたMF白崎凌兵が鹿島アントラーズへ移籍。その為、チームが10番を他の選手に打診したものの打診された選手は現在の背番号を継続することを希望しているということ。
清水では、固定背番号制が始まってから、沢登正朗、藤本淳吾、小林大悟、河井陽介、大前元紀、白崎凌兵と6選手が10番を背負ってきましたが、そのうち、藤本、小林、大前、白崎が他チームに移籍しています。
個人的には別に10番不在でも何の問題もないと思います。
初代10番で日本代表にもなり、キャプテンも務め、名実ともにチームの顔だった沢登が引退まで10番を背負っていたことで、清水にとって10番は神格化された番号となってきましたが、ここ数年の変遷をみると、その重みというものは残念ながらなくなってきてしまいました。
沢登時代を知っているサポーターからすれば清水の10番プレイヤーには10番というだけで3割増し・5割増しの活躍をしてしまいますが、もうそういう時代ではないのかも…。ノボリが偉大すぎたんですね。
背番号はおそらく明日の体制発表時に明らかになります。どの選手が何番になるか楽しみです。
仮に新10番の選手が今シーズン誕生しても、将来的に誕生しても、そのことであまりプレッシャーを感じずにやってもらいたいです。