怪我人続出、そして怪我の長引く選手の多いエスパルスにおいて最良のニュースです。
昨シーズンまでイタリアのACミランで16シーズン、メディカルトレーナーを務めていた遠藤友則氏が、清水のメディカルアドバイザーに就任することが発表されました。
遠藤 友則氏 メディカルアドバイザー就任のお知らせ(清水公式)
このたび、2014/2015シーズンまでACミランに所属していた遠藤友則氏が、メディカルアドバイザーに就任することが決定しましたので、お知らせします。遠藤 友則 (Tomonori ENDO)【 出 身 地 】静岡県清水市 (現静岡市清水区)【 生年月日 】1961年4月20日【 経 歴 】1992年~1998年 清水エスパルス1999年~2015年6月 ACミラン(イタリアセリアA) メディカルトレーナー2006年(ドイツワールドカップ本大会) ウクライナ代表 メディカルスタッフ2014年(ブラジルワールドカップ本大会) ガーナ代表 メディカルスタッフ2015年7月~ 鍋島整形外科【 資 格 】日本体育協会公認アスレティックトレーナーはり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師
清水区出身の遠藤さんは経歴の通り元々はエスパルスで働いていましたが、当時在籍していた元イタリア代表のFWダニエレ・マッサーロに誘われる形でACミランへ「移籍」し、昨シーズンまで務めていました。
最近帰国し、今後は千葉市の鍋島整形外科にて努めるということでしたが、今回「メディカルアドバイザー」に就任していただけるということで、おそらく非常勤だと思いますが清水に「復帰」することになりました。
ACミランという一流のクラブで16年間もメディカルトレーナーとして務め上げた遠藤さんの腕は高く評価されており、いろいろな記事でも取り上げられています。
ミラン在籍16年、遠藤友則。ビッグクラブを支え、スター選手に愛された知られざる日本人メディカルトレーナーの軌跡(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2015/03/16/post77216/
現在、怪我人が続出しなかなか治りの遅い選手もいるエスパルス。昨年夏に理学療法士ダニエル・ブーレ氏が退団した以降、メディカル体制の再構築が急務とされてきた中で、最高の補強となったのではないでしょうか。
怪我人に泣かされてまともにメンバーの組めない試合もあったファーストステージですが、暑さや蓄積した疲労との戦いにもなるセカンドステージを迎えるにあたり、遠藤さんの手腕に期待です。
遠藤 友則SBクリエイティブ2015-04-16
小松孝カンゼン2015-03-14