Jリーグの9月度月間表彰が発表され、MF西澤健太と篠田善之監督がダブルで受賞しました。おめでとう!!
9/13のフライデーナイトJリーグ・名古屋グランパス戦を制し、9/29の湘南ベルマーレ戦で大勝を収めたあと、「あ、これもしかしたら…」と日程を確認したら0-4で敗戦した鹿島アントラーズ戦が9/1だったもので「あっ…」と思っていましたが、鹿島戦の第25節は8/30~9/1開催だったため8月の対象だった模様。
ということで、2戦2勝、9得点2失点と好成績を収めた清水から選出されたものと思います。
ルーキーMF西澤健太はもちろん初めての受賞。清水からは昨年10月にFW北川航也が選出されており、約1年ぶりの選出。月間MVP選出という点ではユース時代の同期に追いついたことになります。
明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/monthly_awards/2019/09/mvp/j1.html
受賞者コメント
Jリーグ月間MVPをいただき、大変嬉しく思いますし、誇りに思います。自分の努力だけでは手にすることのできない栄誉であり、日々共に戦う仲間、スタッフ、サポーター、家族、友人、支えてくださる全ての方々に感謝します。
自分の限界にチャレンジし、試行錯誤を積み重ね、日々成長していけるように、これまで以上の覚悟をもって精進したいと思います。これからも応援よろしくお願いいたします。選出理由
原 博実委員「2試合で4ゴール2アシスト。切れ味鋭いドリブル、ゴールに向かった仕掛けるプレーは見ていても歯切れが良い。特に左45度からの仕掛け、シュートの型を持っている」
福西 崇史委員「2試合で4点と、結果をしっかり出せている」
柱谷 幸一委員「左サイドから攻撃で相手に脅威を与えた。月間4ゴールは最多ゴール」
北條 聡委員「覚醒清水の昇り竜。左から縦横無尽の仕掛けで2戦4発。9月の堂々の主役に。ゴール右隅に沈めた名古屋戦の一撃は見事。湘南戦の2点2アシストも非凡」
寺嶋 朋也委員「いまJ1で最も危険な男。シュートのうまさもさることながら、他の選手のゴールも演出するなど、攻撃の起点となっている」
2試合ともに先発出場し、4ゴール2アシストを記録。シーズンの合計ゴール数を7に伸ばしています。この数はチームでFWドウグラスの12ゴールに次ぐ2番めの記録です。
自分で行ってよし、周りを使ってよし、精度のあるキックで攻撃を組み立て、気持ちの入った前に向くプレーでチームの推進力になっています。
サポーターからは早くも「来シーズンの背番号10は西澤でいい!」との声も。残りリーグ戦6試合で更に活躍すれば、それも現実のものとなるかもしれません。
そして、今シーズンから新設されている最優秀監督賞。こちらにも清水から篠田善之監督が初受賞!
月間優秀監督賞(Jリーグ公式)
https://www.jleague.jp/monthly_awards/2019/09/manager/j1.html
受賞者コメント
J1リーグ9月度月間優秀監督賞に選出いただき、大変光栄に思います。これは選手、スタッフ、サポーターが一丸となって戦ってきた結果、得られた賞だと思いますし、クラブに関わる全ての皆様に感謝したいと思います。
今シーズン残りリーグ6試合と天皇杯もありますが、最後まで全員が一つになり、応援いただいている全ての皆さんのご期待に応えられるよう、チームの目標に向かって一戦一戦戦ってまいります。清水エスパルスをよろしくお願いいたします。Jリーグ先行委員会による総評
原 博実委員「9月2連勝、夏の移籍で北川航也が抜けた穴を上手くカバー。西澤健太、河井陽介、金子翔太の2列目がどんどん飛び出す小気味の良い攻撃が出来ている」
福西 崇史委員「順位を争ってるチームとの戦いの中で、沢山の得点をとって勝利を重ねた」
北條 聡委員「会心の連勝。手駒の個性を引き出し自在の攻め。ドウグラス依存脱却も見事」
篠田監督はヤン・ヨンソン前監督のあとをついで、5/18の大分トリニータ戦から指揮。9月末時点ではリーグ戦は8勝2分5敗(その後10/6に浦和に1敗)と勝ち越しに成功しています。
相手の長所を消し、自分たちの優位性を際立たせるサッカーを展開。ハマると強いのですが、ハマらないと8月の札幌戦の0-8、鹿島戦の0-4のように大敗を喫してしまいます。
しかし、9月はその大敗を払拭する2連勝を飾り、チームは残留争いの泥沼から半歩抜け出した格好です。
監督にとっては真価が問われる残り6試合。更にチームを成熟させて成績を残し、今シーズンのリリーフを完遂してもらいたいと思います。