噂に上がっているブラジル人FWのチアゴ・アウベスですが、現所属先のアル・ヒラル(サウジアラビア)から期限付きで清水移籍のリリースがありました。
静岡新聞をはじめ多くのニュースサイトも報じており、移籍は確実のようですが、現時点では清水側からのリリースはありません。
チアゴ・アウベスについてはこちらの記事もご参照下さい。
【参考記事】新外国人FW獲得か?アル・ヒラルのブラジル人FWチアゴ・アウベス獲得濃厚と静岡新聞報じる
そこで、移籍関係の情報がまとめられているドイツのサイトTransfer marketをチェックしてみましたが、どうやらチアゴの移籍はやはり期限付き移籍で決まっている模様。
しかし、期限については6月末までとなっています。これは…?
http://www.transfermarkt.co.uk/tiago-alves/profil/spieler/177011
清水所属は期限付きで3/2から6/30まで。アル・ヒラルとの契約期間は2019/06/30まで。
ただ、このサイトが正確かというとそういうことではありません。最初にチアゴの噂があった際にこのサイトを見たときには、チアゴの所有権はブラジルのペナポレンセが2019年1月まで持っていると書かれていました。しかし今は所有がアル・ヒラルに変わっています。
近々清水からリリースがあると思いますが、期限付きのリリースの場合は移籍期間も発表されますので注目ですね。
もし6月までのレンタルということであれば、レンタル期間中の活躍によっては延長があるかもしれませんし、活躍ができなければ7月以降改めて別の外国籍選手を獲得(またはレンタルで獲得)するかもしれません。
J1残留、そして一桁順位を目指し、来シーズン以降は上位を目指すのであれば、選手補強も失敗が出来ません。
昨シーズンからいる選手をベースにチームを作り、足りないと思われるところを外国籍選手などで補強していく。「補強」が足りなければ選手を入れ替えてでも「補強」となる選手を探してくる。そういうスタンスなのかなと考えると、今シーズンのフロントの本気度が伝わってきます。
ちなみにTransfer marketには得意なポジションも掲載されています。どうやらチアゴは右サイドのウイングが得意な様子。
確かにビデオを見ても、高さで押すようなタイプではなく、スピードやキレで勝負するような印象を持ちます。野津田・村田・エダなどの選手とのポジション争いという感じでしょうか。