2013 Jリーグ ディビジョン1 第13節
清水エスパルス 2-0 ベガルタ仙台
【得点】 [清]河井49 高木俊87
【警告】 [清]吉田51 瀬沼81 [仙]渡辺66 角田76
【主審】 東城 譲(埼玉)
【観客】 12,642人
【記録&コメント】
清水公式 http://www.s-pulse.co.jp/games/result/2013052503/
J'sGoal 選手コメント
J'sGoal レビュー
【順位】
↑9位 (前節まで:11位)
最近10試合(J1) ●○○△○●●○●○
【所感】
公式戦3連敗で迎えた中断前ラストゲーム。出場停止のバレー、怪我が長びくヨンアピンの両助っ人を欠いての戦い。バレーの代わりは瀬沼ではなく伊藤翔。トップ下にはリーグ初先発ルーキー六平。GKはナビスコカップで良いパフォーマンスを見せた櫛引がこちらもリーグ初先発。
公式戦3連敗で迎えた中断前ラストゲーム。出場停止のバレー、怪我が長びくヨンアピンの両助っ人を欠いての戦い。バレーの代わりは瀬沼ではなく伊藤翔。トップ下にはリーグ初先発ルーキー六平。GKはナビスコカップで良いパフォーマンスを見せた櫛引がこちらもリーグ初先発。
前半、立ち上がりは仙台に攻勢を許す。1分もしないうちに放たれた松下のミドルシュートは櫛引が弾いてセーブ。10分には裏に抜け出しGKと1対1になったウィルソンに対し、戻ってきた杉山がスライディングを仕掛けてシュートを阻止。この2つのプレーが試合の流れを清水に引き寄せたような気がする。
清水はボールを持つと縦へ、前への意識が強く現れる。竹内、六平のCMFニ人にその意識が強く見られるため、ゴールに向かうシーンも増え、最近見えなかった積極的なゲームを展開。
チャンスは34分。河井のミドルシュートは惜しくも仙台GK林に弾かれる。43分、竹内が縦に抜け出してエリア内から強烈なシュートを放った場面もあったがこちらも林がセーブ。
仙台はウィルソンを使って何度か左サイドから突破を図りゴール前のシーンを作るが、清水の集中した守備でゴールは許さず。
ハーフライムにはデュッセルドルフに移籍した大前元紀がピッチに登場(挨拶はなし)。
後半、すぐに試合が動く。右サイド狭いエリアでのボール回しから石毛→村松と繋いで村松が出したボールを竹内がダイレクトでクロス。前線に走り込んでいた河井が身体を思い切り伸ばして頭で合わせてシュート。GK林の手を弾きながらリーグ戦初ゴール!
その後、仙台が攻めの姿勢を強めるも清水の守備陣の集中が途切れることはなく、また仙台側のミスにも助けられ清水リードのまま終盤へ。
79分、六平に変えて怪我明けの高木俊幸がピッチへ。87分、仙台攻撃時にDF鎌田がボールロストしたところをキジェが拾い、縦へ抜け出た高木が受ける。GK林と1対1になり冷静にGKの動きを読み股抜きシュート、そしてゴールでダメ押し点。2-0。今季初ゴールは自らの誕生日を祝うバースデーゴール。
最後に仙台もチャンスを作るが中原のヘディングは枠外、ウィルソンの至近距離からのシュートは櫛引。
一方、清水は石毛に変わって入った三浦弦太が右サイドをドリブルで突破しエリア内でシュート。林がストップしたところを再度拾って瀬沼に渡したが瀬沼はゴール前合わせられず。そこで試合終了。
試合後。今年2回目の勝ちロコには大前元紀も参加。そして弦太の不思議な踊り…。
試合後のインタビューにもあるようにエースのバレーを欠く危機意識から他の選手達が自らやらなくてはならないという責任感を発揮し今シーズン今までになかったパフォーマンスを発揮。今までなぜそれが出来なかったのか、やれなかったのかという点は残念だが、これで「やれば出来る」ということに気づき、今後の試合を戦っていってくれたら…。
リーグ戦は1ヶ月の中断。キャラをはじめとした怪我人の復帰や自信と経験を得た竹内、櫛引、六平らの成長がチームのプラスとなることを期待。