日経BP社発行のビジネス誌「日経ビジネス」の最新3/14号では「同族だから強い」のテーマで特集が組まれており、その中でエスパルスの大株主である鈴与様の記事が掲載されています。
日経ビジネス バックナンバー
http://business.nikkeibp.co.jp/atclkjs/backnumber/16/0314/
日経ビジネスという雑誌は名前は聞いたことがあるかもしれませんが、基本的には定期購読による販売方法で、一般には大きな書店でないと手にはいらないそうです。私は会社の上司が読んでいたのを借りて読みました(笑)。あとは図書館にはおいてあると思います。
内容は8代目鈴木与平会長のインタビューとともに鈴与の歴史や現状をまとめてあります。見開きで正味2ページもありませんが、どういう会社なのかが簡潔にまとめられています。
一部、エスパルスに言及している箇所がありましたので、引用させていただきます。
鈴与は「共生(ともいき)」という企業理念を掲げている。200年を超える歴史を刻むことができた理由を、「常に地域社会から必要とされる存在であった」と考えているからだ。
だからこそ、必要とされれば手を差し伸べる。与平は「私はサッカーがあまり好きじゃなかったし、ビジネスにならない」と言うが、地元のJリーグチーム「清水エスパルス」の運営母体が経営難に陥った1997年、グループとして支援することを決めた。
誰も引き受け手として手を挙げなかったため、「応援せざるを得なかった」。
エスパルスにも過去消滅の危機がありましたが、それを救う英断を下したのが鈴与でした。今、我々がエスパルスを変わらず応援し続けることができるのも、鈴与のおかげなのです。
一方、記事の中で与平会長は「地域に生かさせてもらっている」「この地域を除いてうちの会社の存在ってありえない」とも語っています。鈴与は静岡を中心にサービスを提供し、静岡の人たちは意識しなくても知らず知らずのうちに鈴与のサービスを受けている...まさに共生なんです。
おそらくこれからも静岡は鈴与とともに生活していくことになると思います。その中で、エスパルスも静岡の人の生活に無くてはならないサッカークラブにますますなっていって欲しいですね。
ちなみに鈴与の前のページにはスポンサーである矢崎総業様の記事もあり、こちらも必読です。連結売上高1兆6600万円って…え?